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『ありがとうございました。』
「Aちゃんまた来るね〜！」
酔っ払った方を見送って、私もカウンターに腰をかけた。残りの人はもう酔い潰れてるし、この対処もしなくちゃなぁ…。はぁ、と危うく溜息をつきそうになる中、オーナーは私に苦笑を浮かべてくる。
オーナーの気遣いも今は少しだけ虚しい。ちょっだけ休んだら何とかしよう。ちょっと疲れちゃった。
「Aちゃん、ちょっと変わった？」
『えっ…そうですか？』
「うーん、この前の休日から肌のハリがいいような気がするなぁ…。」
『えー、お世辞とかいいですよ。』
「あはは、いやぁでも、本当に良い顔してるよ。なんかいい事あった？」
『内緒でーす。』
周りも酔いつぶれてるのでオーナーと緩く話をし、やっと酔い潰れた人の対処も済んだ。そろそろ閉めようかと言われた時、店のウエスタンドアが開く。
バタンバタンと何度も音を繰り返すが、時間が経てばそれも鳴り止んだ。
rbr｢こんばんは。ギリギリですまんなオーナー、ここでAと話してもええか？｣
「ロボロ様…！大丈夫ですよ、どうぞごゆっくり。」
オーナーは私をちらりと心配げな瞳で見ていたが、店の奥にへと入って行ってしまった。
rbr｢ん、こっち座って。今日は俺が報告の聞く日やから。｣
『え、でもこの前…』
rbr｢あれはカウントされへんねんなぁ、それが。ほら、はよ座って。｣
半ば無理矢理座らされて、1日1日の報告をして行く。ロボロは持ってきていた紙にそれを書いて、OK、とまだ書きながら告げる。
それをぼーっとしながら見ていて、書き終わった時には互いの視線がばちりと交差した。
いつも付けている紙を今だけは取っていたので目が確実に合った。するとロボロは顔を真っ赤にして目線を逸らされてしまう。
rbr｢す、すまんっ｣
『いや、別に大丈夫だけど…まだ女性経験なかったんだ。』
rbr｢しゃ、しゃーないやろ！！！そういう機会がないというか、なんというか｣
私はこの人たちとの付き合いも中々のものだが、私は未だにロボロとトントン、エミさんが女性と接してるのを見たことがない。今日は仕事場に来る途中女の人に話しかける鬱を見かけたけどガンスルーしてきたし。
もうちょっとそういうことしてもいいのになぁとは思う。
『鬱のやってる事真似てみたら？』
rbr｢あんなクズなりたないわ。｣
ロボロは人並み以上に毒舌だ。
はは、と笑みを浮かべた。
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四ツ谷抹茶(プロフ) - Alexさん» ありがとうございます…！！！そう言って頂けて光栄です、どうぞこれからも応援よろしくお願いします…！ (2019年7月16日 19時) (
レス) id: 2106793cf6 (このIDを非表示/違反報告)
Alex(プロフ) - とても面白かったです！応援してます！ (2019年7月16日 13時) (レス) id: 9980b2e5cf (このIDを非表示/違反報告)
四ツ谷抹茶(プロフ) - かなさん» 最後まで読んでくださりありがとうございました！最高言っていただけるような作品を届けることができてとっても嬉しいです…！応援まで…本当に感謝しかありません、次回作も期待して待っていただけたら有難い限りです、よろしくお願いします！！ (2019年7月15日 23時) (レス) id: e084f888fc (このIDを非表示/違反報告)
かな - 初見失礼します！本当に最高でした！もう最後のut先生の所は恥ずかしながら泣いてしまいましたw次は脅威の作品を見ようと思います！そしてこんな中学生の拙い文章を読んで頂けると嬉しいです。貴方様をずっと応援させていただきます！ (2019年7月15日 23時) (レス) id: 2f3992ceb8 (このIDを非表示/違反報告)
四ツ谷抹茶(プロフ) - 理香さん» コメントありがとうございます！今回の小説は憧憬というキーワードを意識して書いていたのでそういう感想を聞けて私も嬉しいです…！これからの航海もいいものであるといいなと私も思います…ここまでの応援、感謝です！次回作もよろしくお願いします！！ (2019年7月15日 19時) (レス) id: e084f888fc (このIDを非表示/違反報告)
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