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30分もしないうちに報告書は書き終わって、目の前のロボロに手渡しをする。すれば笑顔で受け取り、そのまま内容を確認した。
rbr｢訂正はないやんな？｣
『そうだね、この期間のことを簡単にまとめたけど特には…』
rbr｢そーかぁ…やー、いつ現れるんやろうな。Aちゃんにこの仕事任せるのも息苦しいわ。｣
tn｢ロボロ。｣
rbr｢分かっとるって。｣
きっと職務中のこんな私語は控えろと言った呼びかけだったのだろう。そう言ったトントンの声色は暗く、私が悪いわけでもないのに目を合わせずらかった。
昔は…兄のように慕っていたのに。
何年も前のことを掘り出すのは良くないか。らしくないことを考えてしまった、と頭を抱える。そんな姿にひとらんは私に声をかけてくれる。
ht｢疲れてるんじゃない？…まだお昼だし、休んで帰ったら？｣
『大丈夫だよ。皆も仕事があるでしょ？』
os｢ちょっとぐらい平気やろ。なぁトントン？｣
tn｢俺は別に｣
2人が目配りをしたらトントンはふいっと目線を逸らしながら話す。…ココ最近、トントンがやけに冷たくなった気がする。報告する人としては苦手だけれどいい所もある優しい男だ。
しかもカッコイイ。
面食いが発動してしまってそう考えてしまうと、そうじゃないなんて首を振りながら考えた。
eml｢あぁ、それではAさん、私の図書室にでも来ませんか？｣
『図書室…』
eml｢えぇ。珈琲やココアも出しますし、疲れた心も本に任せて休めましょう。｣
にこりと笑いかけられると、私も自然と首は縦に動いてしまって。この中でも1番の良心のエミさんだ。別に心配もそこまで要らない、気がする。
それでも海洋民族だということを忘れないように、脳内の自分に鞭を入れた。
os｢えー、俺もAちゃんとお話したいめう〜｣
『また今度お話しよう、マンちゃん』
os｢うーん…しゃーなしやな…｣
6人に手を振って、2人で図書室にへと向かう。エミさんの図書室…いつぶりだろうか。窓の外には緑が広がっていて、比較的落ち着ける空間だ。
私も何度か…小さい頃から来たことがある。母がここをよく出入りしていたのでその頃から暇な時はここに来ては若い頃のエミさんとよくお話をしていた。童話も読んでもらったっけ。
考えてるうちに図書室前まで来ていて、エミさんがドアを開ける。すると途端に本の、紙の落ち着く香りが肺を満たす。
eml｢さ、珈琲でも容れましょう。｣
『…うん。』
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四ツ谷抹茶(プロフ) - Alexさん» ありがとうございます…！！！そう言って頂けて光栄です、どうぞこれからも応援よろしくお願いします…！ (2019年7月16日 19時) (
レス) id: 2106793cf6 (このIDを非表示/違反報告)
Alex(プロフ) - とても面白かったです！応援してます！ (2019年7月16日 13時) (レス) id: 9980b2e5cf (このIDを非表示/違反報告)
四ツ谷抹茶(プロフ) - かなさん» 最後まで読んでくださりありがとうございました！最高言っていただけるような作品を届けることができてとっても嬉しいです…！応援まで…本当に感謝しかありません、次回作も期待して待っていただけたら有難い限りです、よろしくお願いします！！ (2019年7月15日 23時) (レス) id: e084f888fc (このIDを非表示/違反報告)
かな - 初見失礼します！本当に最高でした！もう最後のut先生の所は恥ずかしながら泣いてしまいましたw次は脅威の作品を見ようと思います！そしてこんな中学生の拙い文章を読んで頂けると嬉しいです。貴方様をずっと応援させていただきます！ (2019年7月15日 23時) (レス) id: 2f3992ceb8 (このIDを非表示/違反報告)
四ツ谷抹茶(プロフ) - 理香さん» コメントありがとうございます！今回の小説は憧憬というキーワードを意識して書いていたのでそういう感想を聞けて私も嬉しいです…！これからの航海もいいものであるといいなと私も思います…ここまでの応援、感謝です！次回作もよろしくお願いします！！ (2019年7月15日 19時) (レス) id: e084f888fc (このIDを非表示/違反報告)
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