プロローグ〜昔のキオク〜 ページ1
明るい、空だった。
まるで、私だけしかいない、そう思える程広い空だった。
ふと、孤独を感じて振り返れば、そこには、空に負けないぐらい明るい、大好きな家族の顔。
お父さんが、ゆっくり歩いてきて、大きな手で私の頭を撫でた。
お母さんはまだ小さく弟の手を引き、私に笑いかけた。
幸せ。
すごく、すごくしあわせ。
大好きな家族とずっといられるなんて……こんなに幸せなこと、ないでしょう？
外の世界も、恐い巨人も知らない。
ただ望むのは、永遠に、この時が続きますように……。
いない。
誰も
いない。
残されたのは、鉄くさい空気と、あいつの口から漏れる小さな嘲笑。
なんで、そんな、こと、できるの？
ねえ、なんで？
ねえ……
そんなに死にたいなら、待ってな。
私が、俺が、大きくなったら、人類最強になって、お前を殺してあげるから。
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利休茶色(プロフ) - 黒兎ぴん参上 (2014年12月7日 22時) (
レス) id: cad707630c (このIDを非表示/違反報告)
紅兎(プロフ) - 闇桜さん» お願いしまっす！ (2014年10月30日 22時) (レス) id: 76845d9d9b (このIDを非表示/違反報告)
闇桜(プロフ) - 紅兎さん» はーい (2014年10月29日 18時) (レス) id: 5a9f26663b (このIDを非表示/違反報告)
闇桜(プロフ) - 紅兎さん» 思いついたらコメントするね！ (2014年10月29日 6時) (レス) id: 5a9f26663b (このIDを非表示/違反報告)
紅兎(プロフ) - 闇桜さん» よろしいお願いしまーす！！ (2014年10月29日 6時) (レス) id: 76845d9d9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅兎 | 作成日時：2014年10月10日 23時
