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前回で書き溜めてた分を消費しきっていたのを伝え忘れてた。すみませんでした。
これからは投稿間隔が開きます。
後、弟の名前は糸環(しかん)です。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

−−−


「兄上?居ますか?」
「あれ、起こしちゃった?」
「いえ...。」
「眠れない?」
「...あの家から出られたのが夢じゃないって、信じられなくて。」
「明日になればもっと驚く事があるよ。楽しみにしていてね。」



弟が、可愛い。(真剣)
親バカならぬ兄バカになる気しかしない。
何かあった時は最優先で守ろう。
なけなしの正義感だけど。



僕も寝よう、目を治して疲れた。

ここには在学中も偶に外泊届けを出して泊まりに来ていたから、部屋は分かっている。






泊まりに来た日は、それまでのトップがやっていたお悩み相談的なことも、代わりにやる様になっていた。

まあトップを潰して、幹部も軒並み潰して、信者の前で

「僕が次の教主です。これからの貴方達の信仰対象は天元ではなくなります。」

と言ったら猛反発されたけど、ちょっと呪術で"奇跡"を起こしてやれば、直ぐに崇める様になった。人はゲンキン。はっきりわかんだね。





明日起こして欲しい時刻を使用人紛いの事をしてくれている信者に伝えて床に就く。



明日は弟に初めて世界を見せて、呪具の設計図を書いて、ああ幸せに忙しい...









「おはようございます、教主様。」
「おはよう。弟は?」

「まだ寝ていらっしゃいます。恐らく後数時間は起きないかと。」

「そう。今日の予定はどうなってるの?」

「午前は9時から礼拝堂で信者達の祈りを聴き、11時から12時まで懺悔室の信者の声を聞きます。午後は特に予定はありませんので、糸環様とお過ごしになられてはいかがでしょうか。」

「ありがとう、そうするよ。糸環には僕が来るまで目を開けさせるな。」
「承知致しました。」



弟の目はちょっと普通じゃない感じがした。それこそ六眼や四眼ではないが、他の面倒くさい気配がした。

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リリィ - 物凄く好みです!、中々好みの夢小説が全然見つからなくて困っていました!楽しみに待ってます! (2021年1月15日 21時) (レス) id: 281db98431 (このIDを非表示/違反報告)
零斗 - とても面白かったです!これからも更新頑張って下さい! (2021年1月15日 19時) (レス) id: 300461bf22 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:パナセ | 作成日時:2021年1月14日 23時

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