if:『僕』が本当の意味で呪詛師になってしまったら ページ16
私達転生者が目指すのは、呪術による死亡者を出さない呪術界。それは人を憎み、呪霊を産まなければどんな
この目標は彼が提案した物だったのに、どうして、10年前はあんなに笑って目標を口にしていたのに。
「呪術界は一度リセットする必要がある。勿論僕らを含めてだ。」
「これは周りを巻き込んだ大規模な自死。」
夜蛾学長を持ってそう言わしめた反乱は、直ぐに収束する訳が無く。
私達が彼の呪具によって街に放たれた、呪力のある人間だけを襲う呪霊を処理している間に、高専に侵入して上層部の老害共を殺し尽くした彼は、急いで高専に戻ってきた私達を見て...
「君たちもおやすみ。」
--領域展開--
『
そこは荒廃した世界だった。
電車の中で目覚めた私達は、彼が自分の命を縛りに使い、もう出られない様になっている事を理解して、車窓から彼の領域を大人しく眺めて居た。
途中からは、この状況を楽しんでいる猛者も居た。
彼の心を象徴した領域は電車が進むに連れて、穏やかに崩壊していた。
この電車が終点に着くと同時に彼は死ぬ。
ゆっくり進む電車は、確かに、彼の命の終わりに近づく。
−−−−−−−−
本編の『僕』の領域展開とは違う領域展開です。
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リリィ - 物凄く好みです!、中々好みの夢小説が全然見つからなくて困っていました!楽しみに待ってます! (2021年1月15日 21時) (レス) id: 281db98431 (このIDを非表示/違反報告)
零斗 - とても面白かったです!これからも更新頑張って下さい! (2021年1月15日 19時) (レス) id: 300461bf22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パナセ | 作成日時:2021年1月14日 23時