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炭治郎side





いつものように一日の修行を終えて鱗滝さんの家に帰った。






「俺、薪切ってきます」



「ああ」






お風呂の用意をする為、外で薪を切る。




鱗滝さんは炭に火をつけ、鍋に具を入れ夕餉の準備をしてくれる。







「鱗滝さん、薪切り終わりましt 」




言い終わる前に鱗滝さんに袖を引っ張られ家に入れさせられた。







「…?鱗滝さん??」






「炭治郎、外に出てくるな」






(…どうしたんだ急に、まさか鬼が!?)







壁に張り付き集中して外の様子を聞く。







「……やはり来たか。A」







(……え?)






次に聞こえてきたのはずっと聞きたかった声だった。





『はぁ、はぁ……久しぶり、鱗滝』






俺も後を追って外に出る。









そこには目の前にAがいた。




仮面をかぶっていてもわかる。







『っ!!!炭治郎!』




「A!!」






Aと俺は互いに強く抱きしめた。







(ずっと、ずっとっ会いたかった。)




「A、俺…俺……」




『何も言わなくていい。ごめん、ごめんな』








ポロポロと涙が出てAの服に滲む。






(あぁ、Aの匂いだ…来てくれた。)






俺はAの胸に顔を埋める。





(…暖かい。夢じゃない)







Aは優しく俺の涙を拭いてくれる。









『…俺が1日でも長く居れば、お前達を逃がすことぐらい出来たかもしれないのに』








悲しい匂いと



後悔の匂いがAから匂う。







「Aのせいじゃない…俺は来てくれただけで凄く嬉しいよだからそんな顔しないで」








『っ…炭治郎。お前はどこまでも優しい奴だな』








俺はAの仮面を外した。








おれの大好きな笑顔をしたAがそこにいた。








『…これからは俺がお前達を守るから』








この時、この森がAを歓迎しているように思えた。

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らいむ(プロフ) - 鬼滅隊ではなく鬼殺隊ですよ!あと雷柱ではなく鳴柱です! (2020年4月25日 9時) (レス) id: e597277fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ミカゲオレンジジュース推し(?(プロフ) - 真の呼吸てなんかかっこいいですね!w技名?どんな感じになるか楽しみです(●´艸`●)ニヒヒ♪ (2019年5月19日 16時) (レス) id: fbd7400c3b (このIDを非表示/違反報告)
ジルア(プロフ) - オレンジジュース()さん» ありがとうございますm(_ _)mこう言ったコメントを貰うと励みになります!!これからも出来る限り更新していけるように頑張ります! (2019年5月14日 19時) (レス) id: b098c84efb (このIDを非表示/違反報告)
オレンジジュース() - ワタシアナタの作品ダイスキなのでこれからも頑張って下さいガンバァ━━━(`・д・´)ノ━━━!!!! (2019年5月14日 12時) (レス) id: fbd7400c3b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジルア | 作成日時:2019年5月1日 19時

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