6 ページ7
エマside
「門」に一度だけ４人で内緒で行ったことがある。
Aが観たいなって言ったのがきっかけだった。
(…誰もいない。廃墟みたい)
「ねぇ、「外」へ行ったら何がしたい？」
「わかんね、エマは？」
「キリンに乗りたい！」
『「がんば」』
「もー！じゃあAは？」
『俺は…海を見たい。そこで静かに暮らしたいなぁ』
「A、人が多いところだと酔っちゃうもんね」
「…すれ違うだけで全員の顔を覚えられる、か」
レイが悩みこむ。
『俺には生きづらいかもね、外は』
「そんなことない！」
私はAの手を強く握った。
「私もAと一緒に暮らす。レイもノーマンも！」
Aの綺麗な青い瞳が揺れた。
「だからAに困った事が起きたらみんなで助け合うの！」
レイとノーマンも輪になるように手を繋いでくれた。
２人もそのつもりらしい。
きっとこの時初めて見たんだと思う。
『…ありがとう、エマ』
Aの幸せそうな顔を見たのは。
⚠週3日を目標に頑張ろうと思いましたが、やっぱり気まぐれで作って、出して行こうと思います。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 47人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Pusheen - 私は藍色の髪色がいいと思います。 (2020年4月12日 21時) (
レス) id: c745249b4a (このIDを非表示/違反報告)
ジルア(プロフ) - 白桜姫さん» 長らくお待たせしてすみません！更新できなかった分ゴールデンウィークで巻き返して行きたいと思います！ (2019年4月29日 20時) (レス) id: b098c84efb (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 久しぶりの更新ありがとうございます！見つけた瞬間発狂しました^ ^ (2019年4月28日 17時) (レス) id: b2ef42075e (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - すごくうまい!髪の色は…金か銀が合いそうだなあ… (2019年4月5日 11時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
ジルア(プロフ) - 白桜姫さん» ありがとうございます！フルスコアでない子供達とも交流していこうと思うので楽しみにしてくれたら嬉しいです。 (2019年4月3日 16時) (レス) id: b098c84efb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ジルア | 作成日時：2019年3月30日 21時
