+ ページ20
「それでね、わたしもなにかいたずらしてみたいって思って」
「始末書沙汰にならないレベルで頼むわ」
トントン先輩が苦笑いしながら言う。爆薬使ってお咎め無しはないもんね。そのうちその辺りも手伝わされるんだろう予感はしている。
「Aでもできるいたずら、俺が教えたる」
トントン先輩のパソコンを陣取ってゲームをしていたぞむぞむがヘッドフォンを取って振り向いた。手招きされたので、近くによって耳を貸す。
……ふふふふふ、これならできそう。ぞむぞむに親指を立ててアイコンタクトする。ありがとうぞむぞむ先輩。
「なんやったん？」
不思議そうな顔のトントン先輩。すかさず真横にぴったりよってインカメラを起動！
「ちょ、なんや、A」
「はい、ちーず」
撮りあがった写真には至近距離で顔を寄せるわたしと真っ赤になったトントン先輩。
「ふふふふふふふ成功した」
「あーーーー、」
顔を抑えて叫ぶトントン先輩。横から見える耳が赤くなってる。
「どうだった、どうだった？？」
「……いや驚いたわ」
「へへへ」
ぞむぞむに見せたら「茹で豚やんwww」って大爆笑してた。お風呂からちょうどあがったしゃおちゃんに見せたら「俺とも撮って！！」って言われたからツーショしたよ。盛り顔うまかった。テレビを見ていたらんちゃんに見せたらツボに入ったみたいでラインのグループにのせていた。あ、こねちゃんはずっと寝てました！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 42人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「d!」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
透明子 - シケさん» ありがとうございます！楽しんでいただけて嬉しいです！ (2018年10月17日 0時) (
レス) id: 338f066e9c (このIDを非表示/違反報告)
シケ - 面白いです (2018年10月14日 17時) (レス) id: cfbdc17c2a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：透明子 | 作成日時：2018年9月1日 11時
