【武装探偵社・招宴】 ページ42
＊迷い犬の正装復刻記念
──とある、招宴にて。
「わぁ……！」
「すごいね、鏡花ちゃん……！」
敦くんと鏡花ちゃんはテーブルに並べられた食事に目を輝かせ。
「嗚呼、これは素敵な方だ。どうか私と心中していただけないだろうか……」
包帯無駄遣い装置(と書いて太宰さんと読む)は正装した女性に心中を申し込み。
「中々に善い酒が置いてあるねェ」
与謝野先生はお酒を飲み比べ。
「与謝野先生、あまり飲みすぎませんよう……太宰！貴様というやつは！！」
国木田さんはいつものポジションで。
「お兄様、スーツ、すごくお似合いですわ」
「そ、そうかな……」
最推し谷崎兄妹は互いの距離がいつもより近い気がする。
「ね、Aさんもそう思うでしょう？」
「うん？うん、そうだね。谷崎くんも、ナオミちゃんも、どっちも素敵だよ」
谷崎くんはスーツに前髪を上げていて、ナオミちゃんは華やかなドレスに身を包んでいた。かわいい。
「なンか、Aさんに褒められると照れますね……へへ」
「ふたりで踊るの？楽しんでね」
「Aさんは踊られませんの？」
「私は踊れないからさ、ご飯でもつまんで──」
「A〜〜、もう疲れたよ、帰ろう？」
乱歩さんは、既に椅子に座っていた。
「始まったばかりなのに帰れませんよ……」
「ちぇ」
谷崎くんたちと別れて、乱歩さんと食事の載ったテーブルに行けば、敦くんと鏡花ちゃんがチョコレートファウンテンで楽しそうにしていた。おいしそ。
「美味しそうだね」
「あ、Aさん！美味しいですよ！このチョコレートのこれ！無限にチョコレートが湧いてくるんです！」
「私も食べようかな、乱歩さんは？」
「Aがくれるなら。マシュマロ！」
チョコレートにマシュマロをくぐらせ、皿に乗せて乱歩さんに渡せば、にこにこしながらマシュマロを頬張った。
私もマシュマロのチョコレートがけを食べながら、こんな日も、悪くないと思う。
──招宴は、まだ始まったばかり。
【迷い犬、正装ステップアップガチャしたら一発で谷崎と与謝野先生がいらして嬉しい。正装国木田さんは反則すぎた。
チョコファウンテン、ミルクだけでなくホワイトもある、ということをこないだ知りました。
あと、そろそろまた大学始まるので、またネタがあればコメントにどうぞ！】
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黒バイ(プロフ) - 正装の国木田さんイケメンすぎですよね！死にそうになりました。 (2018年9月27日 14時) (
レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - こちらこそリクエストにお答えしていただき有難う御座います。またリクエストする時がありましたら、その時も宜しくお願い致します。 (2018年8月30日 20時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
あやな - リクエスト消化ありがとうございました。賢治くんなら確かに受け入れてくれそうですね。ありがとうございました。 (2018年8月29日 22時) (レス) id: deabd34961 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - リクエスト宜しいでしょうか？国木田さんの誕生日を祝う…と言うお話をお願い致します。 (2018年8月29日 21時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
あやな - 書きやすい方で書いてもらって大丈夫です。よろしくお願いします。 (2018年8月25日 14時) (レス) id: deabd34961 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃめろん | 作成日時：2016年10月18日 22時
