【黒蜥蜴・お姫様】※短め ページ12
※夢主戦闘.狂気味?
※夢主は黒蜥蜴
※若干人を選ぶかも?
今日も今日とて、戦場にお姫様の声は響き渡る。
「さあさあ!しにたいのからおいで!」
お姫様―Aは、戦果から裏社会ではこんな通り名で通っている。―「戦闘のお姫様」と。
12月某日。
敵組織壊滅を命じられた広津を筆頭とした黒蜥蜴はとある組織の隠れ家の前にいた。
そして、広津が【落椿】でコンクリートのドアを弾き飛ばし、お姫様から立原や銀、その他黒蜥蜴が一斉に雪崩れ込む。
「わーい、敵さんがにーしーろーやー……いっぱいだにゃ…。」
八人で数えることをやめてしまった彼女は、数えられなかったわけではなく、ただ面倒になってしまっただけのようだった。
「いっぱいではあるけど…。総員で120人」
銀がAの適当な数えかたに突っ込み正確な人数を告げる。
「Aの中では8人以上はいっぱいなのか?」
「違うの?」
「何だよ…!なめてるのか!」
一人の敵組織の構成員がAへ突撃し―
「あはぁ」
―ようとしたところで、ぱちゅん、と額にまぁるい穴が開いた。
彼女の腰に装着されたホルスターには二丁の拳銃が入っていた。
それを、直ぐ様抜き、標準を合わせ、額を撃ち抜いたのだ。しかも、彼女の拳銃はダブルアクション式。目にも止まらぬ早業とはこういうことであろう。
「うふふ、ふふ。楽しいね!さあさあ!しにたいのからおいで!」
たった二つの拳銃で、120人すべてを彼女一人で壊滅させてしまった。
「付き合ってられねーよ、本当によ」
「ん、ごめん。」
返り血をふきふきしながら立原と受け答えはする。
「まあ、<お姫様>が楽しそうならいいけどな」
黒蜥蜴のお姫様。
―今日も今日とて、お姫様の声は響き渡る。
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黒バイ(プロフ) - 正装の国木田さんイケメンすぎですよね!死にそうになりました。 (2018年9月27日 14時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - こちらこそリクエストにお答えしていただき有難う御座います。またリクエストする時がありましたら、その時も宜しくお願い致します。 (2018年8月30日 20時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
あやな - リクエスト消化ありがとうございました。賢治くんなら確かに受け入れてくれそうですね。ありがとうございました。 (2018年8月29日 22時) (レス) id: deabd34961 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - リクエスト宜しいでしょうか?国木田さんの誕生日を祝う…と言うお話をお願い致します。 (2018年8月29日 21時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
あやな - 書きやすい方で書いてもらって大丈夫です。よろしくお願いします。 (2018年8月25日 14時) (レス) id: deabd34961 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゃめろん | 作成日時:2016年10月18日 22時