【中島敦・嫉妬】 ページ11
※夢主の口悪い
※夢主は敦くん好きじゃない、恋愛無し
※夢主が敦くんへ抱えた誤解を解く話
「お、おはようございます、Aさん」
「……」
……通算30日目の挨拶も、無視に終わった。
「そーだ、ねえ国木田さん」
「なんだ」
「今度のさあ、……」
―何故か、彼女は僕へだけ何故だかキツい、気がする。
その理由を問い質すべく、階段で待ち伏せしてみた。
「……げ」
「逃げないでください。なんで僕を避けるんですか。」
Aさんは、その端正な顔を歪めて、苦虫でも噛み潰したみたいにボソリと溢した。
ムカつくのよ、と。
「入社前から太宰さんに見込まれてて?挙げ句ポートマフィアとの戦いにも勝っちゃって?皆の信頼得ちゃって?何なのよ―そこは私が居た場所だったのに」
なんでお前がそこに居るのだと。そこは私の居場所だったのにと。
―ひどく、泣きそうな顔で。
「え、っと……?」
「ポートマフィアとの戦いに勝って!皆に褒められて!頑張ったねって!言われるのは私だったはずなのに……なんで、あんたが居るの?ねえ?私の居場所奪って楽しい!?」
「ご、誤解ですよ!」
「はぁ?」
「貴女の居場所を奪ってしまっていたのは済みません。知りませんでした。でも……だからって、貴女の居場所が無くなるなんてそんな」
「……言い訳なんかいらないわよ」
良いから其処を退け、外に行くんだと。
そんな泣きそうな顔で、何を。
気付けば、僕は彼女を抱き締めていた。
「っ、やめて人虎!」
「人虎でなく、敦です。そんな泣きそうな顔で言われても説得力なんかないですよ。」
―これから、お茶をしましょうか。貴女の誤解をすべて解きますから。
。.:*:・'°☆ 閑話休題 。.:*:・'°☆
―誤解の解けた彼女は、「何なのよそれなら先に言いなさいよわけわかんないわよ」と理不尽な怒り方をした。
「何処をほっつき歩いていた!A!ポートマフィアが近くに出たらしい。至急向かえ!」
「えー。」
「お前にしか頼めん」
「国木田さん大好き!もっと言って!」
「うるさい早く行け!ニヤニヤするな!」
【わけわかめになってしまった…。感染少女パロしたかったのに…】
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黒バイ(プロフ) - 正装の国木田さんイケメンすぎですよね!死にそうになりました。 (2018年9月27日 14時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - こちらこそリクエストにお答えしていただき有難う御座います。またリクエストする時がありましたら、その時も宜しくお願い致します。 (2018年8月30日 20時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
あやな - リクエスト消化ありがとうございました。賢治くんなら確かに受け入れてくれそうですね。ありがとうございました。 (2018年8月29日 22時) (レス) id: deabd34961 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - リクエスト宜しいでしょうか?国木田さんの誕生日を祝う…と言うお話をお願い致します。 (2018年8月29日 21時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
あやな - 書きやすい方で書いてもらって大丈夫です。よろしくお願いします。 (2018年8月25日 14時) (レス) id: deabd34961 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゃめろん | 作成日時:2016年10月18日 22時