67 青春の1ページ ページ17
跡『うちのマネージャーが今回不参加になってな、それで1人分の席が余ってる』
跡部は悪くねえだろ、といった顔でこちらを見てるけど。
……っていうか氷帝のマネージャーが不参加？
『ちょ、え！？ミオリン先輩、参加しないの！？』
思わず大きな声が出てしまい、ハッとして口を抑える。
跡「ん？ああ。アイツはああ見えて業界ではかなり名の知れた奴だからな。全国各地から非常勤のお呼ばれが多いんだとよ」
『…あー、確かにそんなこと言ってた様な…』
今回の合宿でミオリン先輩と会える事、密かに楽しみにしてたんだけど。
あそこまで大御所になると忙しくて来れないのも仕方ないか、と少しガッカリした気持ちを飲み込んだ。
跡「で、乗るのか？乗らねえのか？」
『いや、うちの部員全員乗れないなら遠慮しとく』
恐らく跡部は私が女子だからという理由で気を遣ってくれているのだろうが、さすがに自分1人だけ乗るなんてことはできない。
跡「フン、仲間思いで泣けるじゃねぇの。…また後でな」
『ありがとう、また後で』
跡部が車に乗り込むと、リムジンはゆっくりと発車してあっという間に私たちを通り過ぎていった。
幸「Aさん、せっかくだから乗ったらよかったのに」
ジャ「ああ、俺たちは日頃鍛えてるしこのくらいの道どうって事ないぜ」
赤「そうですよ、あんな車滅多に乗れないっすよ！あぁ〜もったいない！」
『えぇ…』
みんなは跡部が去った途端に次々と口を開き始める。
そこまで言うならその時言えや…
真「赤也貴様！！Aの我々に対する気遣いを無下にするとは何事だ！！」
ﾋﾞｸｯ
赤「な、なんでオレだけ…」
仁「地頭と言葉選びの問題ぜよ」
赤也が怒られて、みんながアハハと笑った。
『(なんかいいな)』
きっと青春の1ページとはまさにこの事。
こうやってみんなでワイワイしてるのが1番楽しい。
『まぁまぁ！！みんなを置いて私だけ楽できないし。一緒にいこう』
みんなの方を振り向くとそれぞれがコクリと頷き、
私は先頭に立ち歩き始めた。
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キャメル(プロフ) - まゆさん» まゆさん、ありがとうございます！(;_;)その言葉で私もお仕事頑張れるし、ほんとに嬉しいです…これからもどうぞよろしくお願いします^_^ (2022年10月31日 21時) (
レス) id: 0837b0830d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - おもしろいです。更新楽しみに仕事頑張れます(o^^o) (2022年10月31日 19時) (レス) @page49 id: d99fc6d444 (このIDを非表示/違反報告)
キャメル(プロフ) - 小筆さん» 初めまして、小筆さん！！そんなそんなありがとうございます！！そういうふうに言って頂けるだけで本当に嬉しいです(^^)これからも楽しんでもらえる様に頑張るので見守って頂けたら嬉しいです❣️ (2022年10月18日 22時) (レス) id: 0837b0830d (このIDを非表示/違反報告)
小筆(プロフ) - いつも見させて頂いてます！大好きなお話なので、これからも頑張って下さい！ずっと応援してます！ (2022年10月18日 21時) (レス) id: fe225f18e6 (このIDを非表示/違反報告)
キャメル(プロフ) - こかさいだーさん» 詫びようとする幸村くんいいなと思って書いたので反応してくれて嬉しいですw(^ ^)！！！！詫びすぎず詫びなすぎず頑張ってほしいですね🤭 (2022年9月29日 15時) (レス) id: 0837b0830d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：研究員 | 作成日時：2022年9月21日 20時
