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第5話 ページ6

「分かるけど…」


緋山「せめてさ、藍沢戻せない?」


藤川「だよなー!
おれもそれが一番いいと思ってたんだよ」


緋山「今日だって来てたじゃん?」


「でも救命には戻らないって」


緋山「じゃあ、あの時にもう一押しすれば良かったでしょ?」


藤川「そうだよなー!
もう一押ししておけばあいつもうんって首を縦に降ってたかもしれないしな」


緋山「うるさいっ!!」


藤川「はい…」


緋山「白石、あんたさスタッフリーダーでしょ?言ってきてよ」


「えっ?あたしが?」


緋山「うん。
藍沢に、戻って、来いって」

「えぇ…」

わたしが言っても戻っては来ないよ…きっと





エレベーターが開くと中には


「あっ!!」

藍沢先生がいた


藍沢「どうした?」


「えっ?!いや、なんでも?」


なんでもとか言っといって藍沢先生の方をチラチラ見ちゃう…


藍沢「なんだ?」


「いや、えっと…あっ、今朝はコンサルありがとね
助かった」


藍沢「今朝だけでホットライン5件はきついな」


「えっ、何心配してくれてたの?

大丈夫だよ?緋山も戻って来てくれたし
フェロー達も時期に使えるようになるから
橘先生急にあんな事言うから私もびっくりしたの
…大丈夫だから気にしないで」


藍沢先生が目的の階につくと降りていった


降りていく途中で
「コンサルなら呼んでくれ。
別に迷惑じゃないから…あんまり無理んなよ」
と言って歩いていった



「あ、ありがと!いつも助かる」


結局、言えなかった…緋山先生に怒られるかな…

いや、でもコンサルは来てくれるって言ってたし…きっと大丈夫!!


再びエレベーターのドアが開いて降り



ガゴン

「痛い…」

ようとしたけど、ドアに挟まれた、痛い




緋山「あっ、白石!どうだった?」




「ごめん、言えなかった…」



緋山「ハァ…そっか」



「あっ!でもコンサルはいつでも呼んでくれって迷惑じゃないから…って言ってた」

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さくら - 三井先生との絡みが見たいです!!!! (2017年8月22日 15時) (レス) id: 4bc161bff2 (このIDを非表示/違反報告)
夏実(プロフ) - 話数が間違ってます×49○39ですよ (2017年8月21日 17時) (レス) id: 9ebde373b3 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - 番号が間違ってます。 (2017年8月21日 16時) (レス) id: d2426bccbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆの(プロフ) - とても楽しかったですが、気になったところがあったので一点だけ…。喘息は、症状が出ている時にしか確定診断はされません。普段の風邪や腹痛、妊娠といった診察の時には、自己申告しない限り分かりません。 (2017年8月21日 0時) (レス) id: 6b6f574a60 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - 続きが気になるので更新楽しみに待ってます!赤ちゃんはいったいどうなるのか少し気になります! (2017年8月18日 8時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:毛布 | 作成日時:2017年8月7日 1時

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