キンセンカ【佐久間次郎】 (ページ11)

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#10〜中1の冬〜ページ11

ついこの間に君と落ち葉を掛け合っていた筈なのに、

木には葉がなくなり、本格的に寒くなってきた

久しぶりに着た帝国の冬服

鬼「なぁ、佐久間。」

佐「ん？？なんだ？？？鬼道？？？」

練習終わりに鬼道に呼び止められ、源田も近くにやって来た

鬼「お前、ラキのこと好きだろ」

佐「ゴホッゴホッ！ゴホッゴホッゴホッゴホッ！」

源「だ、大丈夫か？？？」

佐「だ、大丈夫だ、鬼道何を言い出す！」

鬼「お前、まさか自分の気持ちに気付いてないのか？」

佐「俺の.........気持ち？？」

鬼「あぁ、例えば綺麗な景色を見た時誰と見たいと思う、思い浮かべてみろ」

鬼道に言われた通り想像してみた.........

出てきた人は.........

・

______________________________ラキ

鬼「誰が一番最初に出て来た佐久間」

佐「.........ラキだ」

鬼「それは好きだから出てくるんだ、最近ラキと過ごしてどう思った」

佐「.........小学生みたいなやり取りすら愛おしい、って」

鬼「じゃあ、もうわかるんじゃないか」

俺はラキが好きだ、

鬼道に言われる前から、大体は勘づいていた

だけど認めたくなかったのかもしれない、

けど.........

佐「.........鬼道、俺ラキが好きだ」

鬼「ﾌｯ」

源「ヤダっ！お赤飯炊かなきゃ！」←

鬼「まぁ、告白するかはお前の自由だが、ラキだって容姿端麗だ他の男がほっとくはずがないぞ」

佐「.........だよな」