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夢主side
琉斗くんが口にした私の名前 。
そこだけが脳内再生されて、授業に全然集中できなかった 。
(高校始まったばっかなのに!)
こうも色恋に思考を乗っ取られていたら、成績が1年の時からダメになってしまう 。
『はあ…』
さ「なーにため息ついてんの?」
『うっわびっくりした里見先輩か』
さ「里見先輩かってなんだよ…」
『ご、ごめんなさい、びっくりしてつい』
さ「ん、許す。」
さ「そんで、なんでため息なんかついてんの?」
『あ、いや…授業に集中できなくて。 こんなんで成績大丈夫かな…みたいな』
さ「なんだ、、そんなことか」
『そんなことってなんですか、すっごく重要ですよ?』
さ「んま、いざとなったら俺が教えてあげる。」
『里見先輩頭いいんですか??意外』
さ「おま、そんなこと言ってたら教えねぇかんな?」
『あああごめんなさいってば!!!』
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[小話]
さ「あ、そういえば。」
さ「名前、何?」
『あれ、いってませんでしたっけ』
さ「聞いてねぇよ」
『ごめんなさいごめんなさい、小林Aです』
さ「おっけ、Aね」
『うっ』
さ「どうした?」
『里見先輩に名前呼ばれたら発作が』
さ「はっ倒すぞ」
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作者名:Cal | 作成日時:2019年10月25日 22時