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あの頃は ページ2
「Aってば!」
女の子のような声がした。
重たい目を開けようとするが、なかなか開けられない。ここはどこだろう
「うっせーなー。まだ寝かせろよ」
まだ眠く、機嫌が悪い俺は、ついつい口調が荒くなってしまった。
「もー!!起きろーーーーー!」
体を勢いよく揺らされて驚き、目が覚めた
「うわ!びっくりした。
なんだよ。もー」
「言ったじゃん!もうすぐお父様が運転する飛行機が通るよ!」
「ひこーき?」
急になんだこの子は
はなんの話をしているのかわからない。
「だーかーらー!おとう…」
「でもさ、飛行機って自動運転なんだぜ?
ほとんどおまえのとうちゃんは運転したないってことだな」
やっべ…
子供相手に言いすぎた!
気づくのが遅かった。
もうその子は目が潤んでいて、それでも負けるもんかと言ってるみたいに
「Aのばか!もう知らない!」
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作者名:あの | 作成日時:2019年10月23日 22時