ヌナとヒョン（YG）2

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YG









ジョングクがマネージャーのところへ話をしに来て、




ヌナがジョングクを助けに来てくれてよかったと思った。







今日は時間的に無理だなとヒョンラインで話して、帰るためにカバンを取りに作業室へ戻った。









扉を開けた瞬間、








「ユンギくんとどうこうなりたいとか思ってないからっ！」








ちっとも冗談とは取れない雰囲気で張り上げたAヌナの声が耳に入った。









全身の力が抜けていくような感覚に陥った。









こんなに傷つくのはいつぶりだろうか。









クオズはバツが悪そうに俺を見上げて、






Aヌナは俺を見て固まっている。









TH「ヒョン、今の聞いてた…？」




YG「別に。カバン取りに来たんだ。今日はみんな帰るからお前らももう帰る支度しろ」





JM「ヒョンっ、待って」








作業室を出た俺についてきたジミンが俺の腕を掴んだ。








YG「なんだよ」





JM「そんな顔しないでヒョン…



誤解です。その…話の全てを説明はできないんですけど、僕たちがヌナを揶揄ったから、




悪い意味で言ったんじゃないですよ？」








いい意味も悪い意味もあるかよ、あの言葉に。







ただ、俺はジミンに当たっても仕方ないと思い、優しくジミンの手を剥がした。









YG「俺のことはいいよ。ただヌナを困らせるなよ。」








かっこつけてそれを言うことだけが精一杯だった。









連絡先断られたショックを最近ようやく消化できたと思ったのに、






またかよ………

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