【名探偵コナン】純白の眠り姫【黒の組織】

15匹目 コナンside ページ16

歩美「Aお姉さん、いいなぁ！綺麗な髪！」


元太「なんか外国人みたいだよな！！」


光彦「ほんとうに綺麗ですよね！！」


貴「？？…ありがとう？」


歩美「お姉さんの笑った顔見てみたいな！」


元太「俺も俺も！」


コナン「おいおい、無理に笑えって難しいだろ;」


元太「あ、そっか…」





Aさんがなぜ記憶喪失になったのか、
どこから来たのか、名前、年齢、

全部いまだに思い出せていない。


わかったのは、食事に対する記憶がないこと。
初めて食べたものばかりみたいだ。
ナイフとフォークの使い方

美味しいという感覚

野菜の名前や味


彼女にとっては全てが未知のように感じているのかもしれない。





コナン「ねえねえAさん、Aさんが何か覚えてることってある？」


貴「……………自由…」


蘭「自由？」


貴「何か思い出そうとすると、いつもこの言葉が思い浮かぶ……」


園子「記憶がなくなる直前にその言葉を聞いた、とかじゃないの？」





自由……


やっぱり警察の言っていた通り、監 禁されていた可能性が高いのか…？
もしそんな状況なら、自由という言葉を強く想うことだって考えられるし

彼女はなにがあったんだ。





コナン「他に何かない？」


貴「……………特にない、かな」


蘭「まぁまあコナンくん。Aさんのペースで行こう？」


コナン「う、うん…そうだよね！ごめんね？」


貴「うん……」

16匹目 ベルモットside→←14匹目 コナンside

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す