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第二十五話 ページ25

ここはどこなの…?



梓。梓はどこ?



火事になってから、姿が見えないの。



さっきまで身体が熱かったのに、ここはひんやりとして涼しい。



あら。さっきから私の髪を撫でているのは誰?



梓かしら。そうよね、梓。



さっきの火事は夢か何かで彼にあったのも全て夢。



今は夕方くらいかしら。
…まずい。そろそろ仕事に行かないと…!




そこでパチっと目が開いた。
…何なの、この部屋は…



一気に目が覚める。



天井も壁も、寝ている布も白。
極楽浄土にでも来てしまったの、私?



やっぱり火事は夢じゃなかった…?



訳が分からなくて混乱していると、白い襖が開いて見慣れた姿が目に飛び込んできた。



「…目が覚めたんですか?!
良かった…三日も寝たきりだったから…」



あなたは。
そう言おうとして私は慌てて飛び起きた。



なんで、どうして?!
彼がここにいるのかは疑問だったけどそれよりも驚くべき事実に愕然とする。



…私、声が出ない。

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設定タグ:恋愛 , 歴史 , 三角関係   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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サボテンの花(プロフ) - 抹茶カステラさん» うわあ〜!ありがとうございます(ノ)゚∀゚(ヾ)この後お話は大きく動きますが、最後まで見守って頂ければ嬉しいです! (2015年2月25日 0時) (レス) id: c8a8a442e9 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶カステラ(プロフ) - 今後の展開が気になります!あの2人のうち1人選べと言われたら、迷います(笑)これからも更新頑張って下さい! (2015年2月25日 0時) (レス) id: db1d54f625 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サボテンの花 | 作成日時:2015年2月19日 3時

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