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一通り案内されて…
部屋に戻ったら、なんだかﾎｯとした。
翔「今日は定休日だから…たぶん、もうすぐ皆起きると思うんだよね」
「…はぁ」
翔「お昼食べてないよね？」
「はい」
翔「じゃあ、スタッフ紹介も兼ねて昼一緒に食べよっか？」
「いいんですか？」
翔「もう今日から仲間なんだから(笑)」
「じゃあ…お願いします」
翔「ん。じゃあ…また呼びにくるね」
私の部屋のドアが閉まりかけたところで
櫻井さんがﾋｮｺと顔を出して
“俺の部屋…向かい側の奥ね”って教えてドアが閉まった。
.
なんか…本当に始まっちゃった。
まだ櫻井さんと大野さんにしか会ってないけど
男の人達の中で自分だけって…
それにパティシエも自分だけ
しかもショーケース…たぶん大きいし。
本当にここでちゃんとやっていけるのか不安になる。
でも…初日からやってもないことを悩んでもしょうがないし
散らかった段ボールに手をかけて
荷物の整理を始めた。
.
私が作業してる音しかしなかったのに
隣の部屋からｺﾞｿｺﾞｿしてる音が聞こえて
歩いてる音も聞こえる。
時計をﾁﾗｯと見るともう13時を過ぎてて…
本当に深夜まで仕事するんだなぁなんて他人事のように思った。
.
私が段ボールを潰し始めたころ…
段々と部屋の外がうるさくなってきて
ちょっと話してる声も聞こえる。
◇『入ったの？』
△『何が？』
◇『新人だよ。翔ちゃんから新しいのが来るって言われたろ』
△『あーそんな事言ってましたねぇ』
◇『もう来てんの？』
△『さぁ？』
◇『まぁ、いいや。俺シャワー行ってくる』
△『はーい』
なんか…一刻も早く挨拶した方がいいよね？
新人って私しかいないもんね。
これは絶対早めに挨拶しなきゃいけないって分かってるのに
部屋のドアを開ける勇気は1ミリも湧いてこなかった。
.
「よし…終わりかなぁ」
段ボールも潰して…荷物も一通り片付け終わった時に
私の部屋のドアが勢いよく開いた。
「えっ…」
『……えっ。あ、あれ？』
茶髪で背の高い…そしてまたしてもイケメンの人が
完全に固まって私と見つめあってる。
“あ…えーと”って言ってるけどそれ以上の言葉は出てこないみたい。
翔「あーっ!!相葉ちゃん!!」
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storm@japan(プロフ) - サチ子さん» 早速来ていただけて嬉しいです!!見守っててください(笑) (2015年6月2日 13時) (
レス) id: 3dcdce8aff (このIDを非表示/違反報告)
サチ子(プロフ) - 早速新作読ませて頂きました！主人公と誰の間にラブが生まれるかとっても楽しみです！更新頑張ってください！ (2015年6月1日 17時) (レス) id: 4ae905c92e (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - 萌香♪さん» ありがとうございます!! のらりくらりとやっていこうというスタンスですので、お暇なときに読んでください(笑) 更新頑張ります!! (2015年6月1日 10時) (レス) id: 3dcdce8aff (このIDを非表示/違反報告)
萌香♪(プロフ) - 新作が出来たと聞いたので、来ちゃいました♪今回のお話は背中合わせとは対照的にもうちょっとまったり？としたお話なのでとっても読みやすいです！これからもゆっくりで良いので更新頑張って下さい！ (2015年5月31日 22時) (レス) id: 17ca2c010e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：storm@japan
| 作成日時：2015年5月23日 16時
