ボカロPですが、歌い手始めました。 【歌い手】

30話　貴女side ページ31

「「「「ごちそーさまでした！！」」」」


『んー』


ミ「あ！！今日ミクがお皿洗いしてあげるー！」


なんだ。珍しいこと。


『え？ほんと？ありがとね！』


ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


ミクが近寄ってきたので思わず頭を撫でる。


ミ「ん〜♪ミク頑張る！」



……ほんと皆かわええわ…



ﾋﾟﾛﾝ


おや、メール？


リ「え？なになに？」



レ「…ん？誰これ？」


『えーっと。




…ファッ！？』



ちょっと待て。


……え！？



はっ……！？





【初めまして。すとろべりーぷりんすのななもりです。

よかったら次の曲のイラストをお願いできますか？】



……はいはいはい！？



『マジで…？』




……ちょいちょい…僕一切関係ないよね？話したこともないしガチめに面識ないよ？！


え？歌ってみたのおかげ？



っていうか6人ってキツくない……？



と…とりあえず何か返信しよう…


『……え、これってYesかNoか言えばいいの？』


リ「まあそうじゃない？」



……断れねぇじゃんか！



別に嫌じゃないんだけどさ…


初めての人と接するのマジでキツいんだよ！


96猫さんとかはまふくんがいたからなんとかなったけどさ…



『もう人見知り直したい…(泣)』



花「ま…ぁ…頑張って…！」



うう…(T T)



『えっと、“分かりました。詳細はどうします？”でいい？』


リ「おっけーおっけー」



よし、送った。





あああああああ！！後戻りできないじゃんんんん！！！



それになんで僕なん？




ﾋﾟﾛﾝ



『うわああああ返ってきたあああああ』


レ「うるせえ！！」


『あ、すいません。』←



【明日、音源とイメージみたいなのを送るので、でき次第連絡してくれればOKです。】



…あ、意外と楽なのね。



気が楽になってきた。



“了解です。宜しくお願いします。”っと…



『あ…良かった…』



花「マスターって人付き合い苦手？」


『んー初対面はね…ちょっと…』


レ「花とはすぐ打ち解けたクセに」


『花ちゃんは別だろ。』←



ってかそもそも人じゃないし。VOCALOIDだし。



うわ…それでも緊張するわ…




『花ちゃんギューさせて。』←


レ「おいこら」



いやだってマジで緊張で逝きそうなんだもん…←



花「えっと……僕でいいなら…」


ｷﾞｭｯ



え、花ちゃんから抱きついてきた…！



わぁ天使…！



一周回って逝くわ。←




こ…れが花ちゃんの髪！


首！


脚！


お腹！((





レ「…きっしょ」←



……ひっで。




ーーーー


ミ「うぅ…やっぱりお皿洗いしなきゃよかったぁ…」←

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