【mfmf】相手のことを忘れる薬【男主】

15 まふside ページ16

あれから毎日、いや、毎時間、毎分、毎秒、



一刻も惜しまずAを愛している。



そらるさんからの連絡は全然来ないし



時間はあと2日となってしまった。



こんな悲劇みないなこと、起こるなんてあり得なかったけど


今はすっかり舞台の上の人の気分だ。




『まふ、』



「ん？」



『……もっと…引っ付きたぃ…』



そういいながらぎゅっ、と抱きついてきた。




こんなこと今まで天地がひっくり返ってもなかったのになぁ…



心が浄化されるぅ…(о´∀`о)




｢素直になっちゃったね｣



『………』




……いやまだ素直じゃないらしい。




『今だけだし。2日過ぎたら戻るし』


思わず口角が上がってしまう。



｢かわいいなぁ｣ﾁｭｯ


『…！』



心が満たされる。


こういう時間がなにより幸せなのだ。



『まふ、』



｢ん？｣




『ここ出たらなにする？』



…そういう前向きなとこ、本当に助かってるんだよなぁ



まあ、帰れるよ。きっと。


いや、絶対。


もちろんお互い記憶ある状態でね。



｢んー…普通に家？｣



『えー！？俺買い物とか行きたい！』



｢えぇ…｣


『出掛けたい！どっかに！』


お出掛けか…A好きだしね…


でもしんどいわ…


｢あ、じゃあホテr((『行かない。』





(´°ω°｀)



なんでそんなさっぱりした顔で言うの……()




『てかここでの配信も結構楽しかったよね』



｢そうだね、防音環境バッチリだし｣



昨日、軽く雑談枠してみた。


なんかAの方はTwitter全然浮上してなくて心配されてたみたい。



『俺も頑張らなきゃなー』


｢急だねw｣


『改めてリスナーさん優しいって思ったから』


｢ふーん、｣




時は確実に刻々と過ぎていたけど




僕たちはそんなこと気にならないくらい幸せだった。

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