検索窓
今日:9 hit、昨日:1 hit、合計:67,372 hit

マカロンとセミフレッド ページ22

Aside




私「ん〜・・・このティラミスうっまっっっ!!!」





私はティラミスを一口ずつ口の中に放り込む。






放り込むたびに口いっぱいに広がる甘みとほろ苦さが私を虜にする。







そんな私の至福の時間を、絶頂を、誰が割り込む。







ジョ「ティラミスを堪能してるところすみません。」





ジョルノが私に話しかける。
私の絶頂をジョルノが割り込んだ。






私「・・・マカロンで許したるわ。」





私がそう言うとジョルノは少し驚いた顔をしながらふっと微笑む






ジョ「わかりました。・・・ひとつ、お願いごとをしてもいいですか…???」







私「んぇ〜???・・・まぁマカロン貰うってことになったし…」






仕方ないなぁ( ˇωˇ )
いっちょAちゃんが叶えたるわ☆






私「んで???願いってのは何?」






また1口、ティラミスを放り込む。







ジョ「・・・ピアノ、弾いてほしいんです。」







"ピアノを弾く"







その単語を聞いた私は少しジョルノを睨む。






私「・・・なんで?もしかしてブチャラティとかから聞いたの??わたしの過去のこと」








あのクソ神父に教わったパイプオルガン。






ピアノを弾くとあのクソ神父を思い出しそうで吐きそうになる。






ジョ「そうです。…普段は歌わないんでしょう??だから聞きたいんです。…Aのことをたくさん知るためにも。」






ジョルノはそう言って私が物置に封印しておいたピアノを指さす。






きっとジョルノが取り出したのだろう。
少し埃かぶっているピアノは薄汚かった。






ジョ「調律は昨日してもらいました。…弾いてもらえますか???」





ジョルノは私の顔をのぞき込むようにして顔色をうかがう。









しばらくの沈黙のあと、私は口を開く。






私「・・・・・・マカロンとセミフレッド。」







ジョ「ッ弾いてもらえるんですね…?!」







私「弾かないって言ってもどうせ諦めないでしょ??マカロンとセミフレッドで許してあげる。」









そう言って私は椅子に座ってピアノの鍵盤に触れた。

悲しそうな顔→←色っぽいねブチャラティ。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (136 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
213人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ただの暗チ好き - やばい…最高じゃんかあぁぁぁぁ!!!!! (2020年2月24日 18時) (レス) id: 99a4d56779 (このIDを非表示/違反報告)
お豆腐は嫁(プロフ) - あ!!!混部いいですね!!!!分かりました!!!! (2019年7月3日 15時) (レス) id: 7b8aa5d6d8 (このIDを非表示/違反報告)
マカロニ(プロフ) - こんにちは。いつも楽しく読ませてもらってます。混部というものはどうでしょうか?難しかったら5部のキャラとイチャイチャでお願いします!(ちなみにフーゴが好きなのでフーゴとイチャイチャ見てみたいです)よろしくお願いします! (2019年7月3日 15時) (レス) id: 4bc136adeb (このIDを非表示/違反報告)
みおん - 作者様、最高すぎかよ。 (2019年6月4日 22時) (レス) id: 2e980332e0 (このIDを非表示/違反報告)
Ω - リクエストでアバッキオで夢主を神格化見たいです 夢主はアバッキオを『レオーネ』って呼んでる設定で アバッキオは夢主を女神の意味の『デーア』って呼んでる (2019年5月13日 18時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:お豆腐は嫁 x他1人 | 作成日時:2019年2月21日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。