のんびり。時々愛され。【ジョジョ5部】 (ページ43)

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コピー人間ページ43

Aside

私たちはビルの中に入っていった。

そしてまず私が感じたこと。

私「なにここ…カビくさｯ…なんかジメジメしてるしそこらじゅうに血のシミがあるし…ってなんだこれ？？」

歩き回っていると地面に気になるものが。

そこに向かって行くと…

私「…なにこれ。」

地面に転がっていたのは手首と顔だった。

なぜ手首と顔だけなのだろうか。切断したやつは悪趣味なやつだな。(´◉ᾥ◉｀)

すると背後から

「ようこそ。ブチャラティ御一行様。ここに来るのをずぅっ…とお持ちしておりました。」

執事服を身にまとった男の人は不気味な笑みでこちらを見る。

私「・・・・・」

「おやおや、そんな怖い顔しないでくださいよ…。綺麗なお顔が台無しです。」

1歩、また1歩と近づいてくる執事男。
正直言ってきもい。メローネよりきもい。

ベスト・オブ・ザ・キモチワルイ。

私「…近づくな。」

私は銃を構える。

私「次に近づいたら…そうだなぁ…お前を蝋人形にしてやろうかｯ！！！！！」

ふふん。と鼻を鳴らしどこぞの閣下みたいにドヤ顔して言う。

ってこんなこと言ってる場合じゃないやん！！！

落ち着け私！！！！

私「じゃなくて…次近づいたらこの引き金を引くか…そうだな、じわじわ君を痛めつけようか…それとも痛みを感じず一瞬のうちに殺してしまおうか…。」

脅すように言い、同時にクックックと笑う。

「それはそれはとても恐ろしい…。ですがA様。ここは我々の"巣"なのですよ…？」

そう男が言った瞬間、

私たちの周りを囲むようにぞろぞろと人が出てくる。

その人達の目に生命が感じられない…が、

ミ「おいおいなんだよこれ…！！」

ミスタが驚くのも無理はないだろう。

なぜなら私もみんなも驚いているから。

だって私たちを取り囲む人達は…私たちのコピー人間だったから。