表は真面目、裏は"最強" 【今日から俺は！！】

じゅうご ページ17

Aside


私「どうしたの？銀髪くん。」



銀髪くんは顔をほんの少し赤らめている



銀髪くん「…相良猛だ。銀髪くんじゃねえ。」



私「あー・・・ごめんごめん。相良くん。」




お礼に私のお気に入りの棒付きの飴をあげる



私「ん。これ、私のお気に入りの飴なの。あげる。」



んふふんふふ自分のお気に入りを共有できるっていいね



相良「…」



なぜさらに顔を赤くするんだ相良くん。やめろこっちまで恥ずかしくなる。なにこれデジャブ？え、前にも三橋と同じことあったよ？？？ん？？？




私「…ねェ、」



相良「…ンだよ。」






私「あれ、見て」




目の前には遠くにチンピラが多くいて



私「あれ、やんない？？？」




にたぁ…という効果音がつくほど笑う




相良くんは少しびっくりした表情をする


たけどすぐにヘラっと笑って




相良「おめェやっぱおもしれェや。」



相良くんは目をギラギラとさせ、まるで狂犬のように…って、あれ



私「相良くんってさ、もしかして開久の狂犬…？？」




相良「あー・・・そうだけどよ。あんまそのよばれ方好きじゃねぇんだ。」




少し不機嫌そうに言う




私「ごめんね。あ、相良くんじゃなくて相良って呼ぶから。」




目の前のチンピラたちも私たちを狙っているようだ。






私「行くよ。相良。」




相良「あァ、A。」









そんなこと言った相良に少しドキッとしたのはきっと気のせい。うん、そうだきっと気のせい。









なんだか楽しくなりそうな予感。

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