＊ ページ14
*
ki「やだ、ねぇ、なんでなんで、辞めてくれないの"！？
A「…………あ、もうそろそろ出されますから見ててくださいね！
出される。もうその一言で内容がだいたい理解できた。中に、彼奴の、マーダーの？
激しく動いて、キスして、二人共恋人のような熱い視線を送りながら、指先がピンとたつAちゃん。俺の時なんて、全く反応しないくせに、気持ちよさそうに喘ぐだけで、反応しないくせに。
A「彼、もう一度したいってねだってたんでもう六回はありますから。
ki「もう、分かった、から、
A「マーダーさん、優しいんですよ。「お前しか愛してない」なんて言われちゃいました。
ki「ぼく、だって、愛してる、から、
A「マーダーさんね「俺だったら浮気しないのに」って、慰めてくれたんです。
ki「やめ、てよ、
A「…私だって、死ぬほど貴方を愛してた。でもやっとわかったんですよ？恋人は同じ立場にいなければならない。
貴方がたくさん浮気した分、何千倍も私もマーダーさんと愛を囁くつもりですよ。
ki「…やだ、やだ、やだ、やだやだやだ、ヤダヤダヤダ”!!!!やぁた"あ"!!!!!
子供のように大泣きして、温かいお腹を抱きしめた。この温かいお腹が好きで、お腹を痛めたときにやさしく抱きしめたのを思い出す。もっと愛してほしい、なんてくだらない願いいつから願ったんだっけ。
ki「浮気、し"ないて"っ!!!!すてないで、捨てない"よ"お"!!!!Aちゃしか、愛し"て"ない”!!!!
A「……許せなんて、言わないよね。私知っちゃった。キラーくんの気持ち。こんなに愛してくれてるんだって、余韻に浸れて。
マーダーさんとしてスッキリできて。一石二鳥だね、こんなに美味しい思いしてたんだ。ズルいなぁ。
でも私はキラーくんとは違って一回だけだから。安心してね。
Aちゃんの温かい手が冷たくなった頭を癒やすのには十分だった。
A「………これからも、愛してね、キラー君。
僕は、Aちゃんを、愛してる、から、
*
立場逆転
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おパブロで。 - うへへへは、kimiさんの小説がどんどんハイレベルに…！ (2022年11月1日 19時) (
レス) @page27 id: e2ea27c298 (このIDを非表示/違反報告)
Rokill-fenon(プロフ) - あぁ…このメリバ感最高です…生き甲斐です (2022年10月30日 1時) (レス) id: fa9a6609c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
