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彼女はまた暫くして、汚い空気と言葉に包み込まれるホテル街に溶け込んでいた。あの事件をきっかけに、暫くは活動を休止しようと考え込んでいたときに声を掛けられた。
「未成年がここで何をしている。
顔が少し幼いためか、また警察が話しかけていたのかとウンザリして後ろを振り向くと。シアンの目がギラリと輝いている姿に終始戸惑った。他の輩とはなにか違う雰囲気を漂っている彼とは関わりたくはなかった。
ni「アイスピックで殺害したあと、誰がお前の尻拭いをしたんだろうな?
彼女は、アイスピックという単語を出された瞬間に動きが止まった。まさかあの一部始終を見られていたのだと確信したときに彼女は諦めるかのように項垂れた。
A「…い、言わないで…、お金なら、貯めてある分全部貴方に…、
ni「…金は要らない、少しの間だけビジネスのパートナーになってほしくてな。
金になるならお前だって得だろ?彼が後に自身のボスになる男だとはこのときは思っていなかった。今思えばナイトメアは、私のように金さえ払えば何でも従う下僕を見つけたかったのだろうか。
そんな事はどうでもいい。愛なんていらない。ナイトメアは欲を発散できて、私はお金さえ手に入れれば何方も得することができるのだから。
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kimi(プロフ) - EDD♚さん» EDD♚様、応援コメントありがとう御座います☺更新は遅くなってしまうかもしれませんがその分、自分の足りない文才で面白い物語を書きたいと思うので、温かい目で見てくださると嬉しいです☺ (2022年9月24日 21時) (レス) @page11 id: 98c1ff005a (このIDを非表示/違反報告)
EDD♚ - 新作キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!更新頑張ってください! (2022年9月22日 21時) (レス) id: 1e11c6997e (このIDを非表示/違反報告)
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