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5日目が過ぎ、6日、7日と過ぎていく。もう同じ服を着ていられないため、彼が用意していた着物を拝借することにした。だがしかし「着物は全てお前にやる」と言われてしまった。
薄かったはずの食事はしっかりと味が付いてきたし、この生活にも慣れてきていた。慣れてきても嬉しくはないのだが。一方のナイトメアは菓子を渡してきたりなど、いつも上機嫌だった。
そんな生活の中でいつも過るのは、私を本当に探してくれているのだろうか、お母さんとお父さんは何をしているのだろうか。もうすぐで休みが終わってしまうから学校が始まってしまうな。日常から掛け離れたこの生活に終止符が絶たれるのはいつなのか。
そんな中でもう切れるであろうスマホの充電を見て不安になってきた。もしこのまま連絡出来ずに切れてしまったならば、探し出されることも、況してや二度と家族に会えなくなるのではと不安が募りに募った。
必死に探した、彼に怪しまれない距離でいつだって。そんな終わりの見えない闇から一筋の糸が垂れ流れてきた。それは地獄から現れた蜘蛛の糸のように、電波が繋がったのだ。幸いにも、祖母が寺の名前を言っていたので彼女は今時分のいる現在地を伝えることができた。
久々の親の声に涙が止まらなかった。両親も涙声になりながらとも、不安にさせないように必死だったのだろうか、明るい声で話し続けてくれた。親に会いたい、人肌に早く触れたい。彼女は8日目にしてやっと、蜘蛛の糸に触れたのだった。
その晩に出された食事が身に染みる程に美味であった。
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kimi(プロフ) - もちもちいっぬさん» もちもちいっぬ様、コメント有難う御座います☺最近は落ち着いたので、新作でも出そうかなと検討中です。これからも更新を頑張りたいと思います！ (2022年9月18日 18時) (
レス) @page46 id: 98c1ff005a (このIDを非表示/違反報告)
もちもちいっぬ(プロフ) - あと変えた書き方好みなんですけど (2022年9月15日 19時) (レス) id: d6526aca9e (このIDを非表示/違反報告)
もちもちいっぬ(プロフ) - 好きです- ̗̀ ෆ( ˶'ᵕ'˶)ෆ ̖́-ちゃんと休んでも周りはそれを悪いと思いませんから、疲れたら休んで、そして頑張って毎秒よろしくお願いします！！ (2022年9月15日 19時) (レス) id: d6526aca9e (このIDを非表示/違反報告)
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