【AU】いつかまたさようなら

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王様やパピルスやキャラ達は家に来ては、食材や服を持ってきてくれたりと色々と世話になっていた。俺様もロイヤルガードの仕事が忙しい時期があったが、Aは一生懸命に支え続けてくれた。






A「ベリー、私達に新しい命が宿ったの。


be「え、い、命…？あ、赤ちゃんの事！？






Aは優しくお腹を摩りながら聖母マリアのような笑顔を浮かべていた。二人の愛が宿した可愛い自分の子供が愛しい人の中ですくすくと形を整えている。それだけで感動した、それだけでどんな困難も乗り越えていけるような気がした。






A「私、少し怖いけど、ベリーとこの子のためにも頑張るから。


be「お、俺様も！俺様だってAとこの子のために一生懸命に働いて家事を手伝うんだぞ！絶対、絶対……！






涙が止まらなかった、Aだけに負担する話ではない、俺様にもAやお腹の子の為に頑張る権利はあるはずだ。苦しい生活をさせる訳にはいかない、俺様がもっと働いて自由な暮らしをさせてあげるために。






A「ベリー、ありがとう。






自分の未来には、幸せそうに、仲睦まじそうに笑う自分の子供とAの姿が目の前の未来には近づいていたはずだった。







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