盾と矛 まいるま3

特別講師 ページ9

｢いいか問題児クラス 貴様らは特例だ
【王の教室】を使用するということは…それにふさわしき授業をうけるということだ｣

次の瞬間…

悪魔学校特別授業指令ーー!!
問題児クラスは全員!!
2年生になるまでに【4】に昇給すること!!

もし失敗した場合!
即刻【王の教室からの退去】を命ず!!

｢｢『！』｣｣
｢｢『はぁあああ!?』｣｣


【4(ダレス)】位階！
それはひとつの卒業ボーダーライン!!
悪魔学校の本分は位階昇給
しかし そもそも昇給はとても難しい
卒業時にとれていれば及第点な位階…それが【4】なのだ!!

6年間でとるべき【4】を1年生でとれ！
というこの指令は…"規格外"という他ない!!


｢遊園地の騒動を見て教師陣が決めたのだ
貴様らは期待されている
1年生でクラス全員【4位階】

これを達成すれば…偉業だぞ
って聞いてるのか貴様ら｣
｢イヤだ!!｣
｢この教室の極楽を知ってしまっては…！｣
｢モテないのはいやだ!!｣

｢……まぁこれも授業の一環…不可能な課題は出さん…
こちらでも支援を出す｣

｢貴様らを【4】に叩きあげるため 本校が貴様らそれぞれに(・・・・・)特別講師を用意した｣


｢フルフル軍曹はジャズとアロケル,ウェパル嬢はゴエモンとアガレス,ライム先生はイクスとウァラク,ミスターハットはクロケルとカムイ｣

｢フルフルって魔国大戦三大英雄の家系の!?スゲー！｣
｢サブノックとアスモデウスはシチロ…バラム教諭だ
Aはウァサゴ教諭｣
『えっもしかして俺1人…？』

｢2年生までこのペアで定期的に特別授業を行う｣
『だから俺1人…！孤独に生きろってか!?』

｢行ってまいります！入間様!!｣
｢！うん！｣

｢となると…残りは…｣
｢いや、私は指導統括だから違う…｣
残った入間とリードはあからさまにほっとする

｢じゃあ僕らの指導は…？｣
｢あ？いるだろ そこに｣

ちょい〜んと現れたロビン先生
｢やー新任なのに指導とか照れるなー でも大丈夫！
僕に任せてくれれば位階昇給間違いなしさ！
師匠って呼んでいいよ！｣

｢問題児クラスの全員が2年生になるまでに【4】位階に昇給できなければ…【王の教室】退去!!｣
｢この指令を乗り越えるため悪魔学校が用意した特別講師陣が貴様らに特別授業を行うこととなった!!｣


。

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