最も○○な1年生たち ページ16
「へえ〜じゃあ【3】の生徒は…「ギャアアア」
「くっせぇえ!!」
「なんだこの異臭!!」
「皆近づくな ナフラだ!!臭いも酷いが何故か奴に近づいた者は卒倒すると噂の…!!
位階【3】の口なしナフラ!!」
__最も近づいてはならない1年生,ナフラ
「2番入口に陣取ってる…」
「2番はダメだな」
「ハーッハッハッハッ
1番だな!1番だろ!!だって1番だからな!」
「そーだねー」
「ドロドロ兄弟だ!!えっでも彼らって2年生じゃ…」
「留年したんだよ!授業すっぽかしていっつも北方の戦場に居るから…
でも収穫祭に出るって噂は本当だったのか…」
「えぇ〜!?」
__最も掟破りな1年生(?),ドロドロ兄弟
「1番入口もダメだな」
「マジかよ〜」
「キミたち
少々静かにしてくれないか 本に集中したい」
「え〜とごっごめんよ」
「正しい謝罪だ許そう」
「彼も優勝候補だ オロバス」
「あっ!知ってる!いっつも2位の男!!」
「入試で実技も筆記もにい!その後もあらゆる試験で2位を総ナメ!!
実は1位をとれるのにわざと2位をとっているのでは?とすら言われる未知数な実力者!」
__1番2番な1年生,オロバス・ココ
「でもやっぱり…
そう言った途端4人の生徒がブォンと振り向く
「わッ
何!?何!?」
「あ〜問題児クラスに思うところあるのかな
でも実際 今年の1年生の主役は彼らだよ
【王の教室】【遊園地】の活躍に他の実力者が嫉妬するのは当たり前さ」
「でもさ〜な〜んかほんわかしてるよな〜あいつら」
「自由で気ままだよね〜」
「僕らでも勝てそうな雰囲気あるよね!」
「あわかるー」
「おっ!
噂をすれば問題児クラスじゃね?」
「おーい!!問題児ども〜」
「今回は負けな…い…ぞ……っ」
軽い挑発をするつもりだった彼らは問題児たちの顔を見て動きが固まった
「え…っ 本人…?」
「なんか雰囲気が… というかなんかボロボロじゃね?」
―――
「なんとか間に合ったネ!」
「ギリセーフ〜」
「緊張するわ…」
「大丈夫よぉ
_…荒削りだけど 私たちがみっちりしごいて仕上げた弟子のお披露目よ 楽しみじゃない」
「手袋ゆるくねーか?」
「はいっ」
「装備も万端だな 体調もいいな?」
「はい!」
「よっし!じゃあ…
度肝打ちぬいてこい!!」
「行ってきます!!」
。
28巻最高でした。ありがとうございます。
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作者名:桐原ロック | 作成日時:2022年3月25日 0時