盾と矛 まいるま

結果発表 ページ34

A視点

「…そろそろサキュバス師団のところに行こうかしら♡」

あぁ…そういえばライム先生はアム様の教え子だっけか
アリスは忘れてた！みたいな顔してる 昔から顔に出やすいね

「え〜もう行っちゃうの？アム様！」
「ん〜それなら一緒に行きましょう♡ね いい？ルカちゃん」
「そうね私も久しぶりに後輩の顔も見たいしね」
「やった〜！」
「アメットとアジムはどうするの？」
「…2人でいてもいいけど アジムが！迷子になりそうなのでついて行きます！」
「えぇ!?お兄様酷いよ〜迷子になるのはお兄様でしょ！」
「僕じゃない！」「ぼくも違うもん！」

『こら、ケンカするな 2人とも』
「「兄上/お兄様…ごめんなさい」」
『…怒ってないからそんなしょんぼりするな…
…あぁでも 迷子になるのはアメットだなぁ』
「！」
「ほら！お兄様もこう言ってる!!」
『この前ウチの屋敷で迷子になりそうだったもんな？』
「この前ってそれ7年前の話ですよね!?」
『あれ そうだっけ』

「そこまでにしなさい
Aもアリスくんも 一緒に来る？」

『あー...アリス様が行くなら行きますよ』
「!?(行かないと言ったら2人になるのか…また沈黙が続いてしまう…なら)いっ行きましょう」
『…じゃあ行きます』

−−−

【あ〜〜〜みなさんどうもーさぁ！本祭も終了まで後少し！みんな楽しんでるかな〜？
では！本部より重大発表！師団披露投票の集計ができましたー！】

【只今より！
順位を発表します！師団披露最優秀師団は＿＿＿…】

−−−後夜祭-悪魔学校講堂

「只今より師団披露最終行事
優秀師団表彰式を始めます！
プレゼンターは我らが会長！アザゼル・アメリ！」

「皆ご苦労だった 今年も盛大で賑やかな披露になったことを嬉しく思う！
では早々に表彰に移ろうッまずは第3位ッ
努力賞！サキュバス師団！
《前夜祭 本祭ともにその華やかさで大いに祭りを盛り上げた》と票が集まった
賞品として《豪華師団室》を贈呈する」

「続いて第2位！
凄いで賞！魔術開発師団!!
魔術体験コーナーなど生徒との交流を通じ魔術の発展に貢献！新魔術にも目を見張るものがあった！」
「賞品は《団費増額》と《希望賞品の贈呈》です！」
「おめでとーおしかったね(笑)」
「うるせぇ次は特賞とるわ見とけや」

「ここまでは順当だよな」「さぁ次はいよいよ」
「それでは最後＿皆準備はいいな2日間の師団披露で最も評価された第1位の師団だ！皆で彼らの栄誉を称えよう
栄えある特賞は＿…」



。

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