盾と矛まいるま (ページ14)

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入間の"夢"・2 ページ14

「(何かお考えが、あるとは思っていたが…まさか生徒会の制圧まで画策していようとは…!!)」ううっ
「それも我々に危害が及ばぬ様お一人で…!!」
「こうしてはおれん！もっと近くで入間様の勇姿を見届けねば！」「まざる〜」

「では5巻からはじめます」
「うウム！」
「だから私の夢は素敵なお嫁さんなの！」
「夢つまり野望のことか！」「そっそうですね」
「ではこれから彼女は邪魔者をちぎっては投げちぎっては投げ」「ちぎっては投げないかと…」
「アメリさんは将来の夢とかあるんですか？」
「私は…悪魔であることを誇りを持っているし皆にも悪魔に生まれたことを誇ってもらいたいだから生徒達の質を向上しこの学校の悪魔達の憧れの学び舎にしたいそれが私の野望だ」
「卒業したら父の仕事を手伝うがそれまでに為すべきことは決めてある」「すごい…！」
「まっまぁケーキ屋さんとかお花屋さんとやらにも興味があるが…」「？」
「おっお前こそ野望はないのか!?」
「えっそうですね…僕はみんなと楽しく過ごせればそれでいいかなぁ…と」
「それは理想だろう私が聞いたのは野望だぞ理想と野望は違う私が知りたいのは自ら掴もうというお前の意志［欲］だ」
「もう一度聞くぞイルマお前の［夢］は一体何だ？」
「えっ」

―――窓外
「突撃していい!?」
「言い訳あるか!!」

『何してるんですか？』
「えっ」
「あっA様…」
「なんで見えるの!?」
『クララも居たのか、アスモデウス様の魔力が感じ取れたから話しかけただけですクララが居たのは予想外』
「な、なるほど…」
『もう一度聞きます何をしているんですか？』
「入間ちを尾行してた！」
『…何故？』
「最近いつもお一人でどこかへ行かれてしまうのでサブノックに聞くと後をつければ良いだろうと言われたので…」
『あぁなるほど...アスモデウス様』
「？なんでしょう」
『クララが突撃しました』
「はっ!?オイッウァラク!!」

「ッ僕の…したい…こと」プシュウウウウ
「どどうした…ッ!?」「いえその…」
「僕は今まで周りの人は僕にどうしてほしいと思っているのかってことばかり考えてきて…
自分のしたいことなんて…考えたことなくて…」
「作れないなら作ればいい」「でも思いつかない…」
「では位階を上げろ位階を上げるのが学生の本分だひとまず2になることを目標にしてみてはどうだ？」
「…位階を」ずん

「入間ち返して！」

。