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ご対面 ページ2

―――
入学式から1週間半後

『悪周期のせいで入学ちょっと遅れちゃったけど、まぁ大丈夫でしょ〜みんな仲良くしてくれるといいな〜
…でも、アリ…いや、アスモデウス様がいるんだっけ…しょーじき会いたくない…が、しょうがないか…』

『俺問題児クラスだっけ、めっちゃ会いそうでやだ〜…とにかく窓から行ってみるか…』

―――

「なぁ、今日遅れてくる奴来るんだって!
入室ドッキリやっちゃう?」
「お!やろ〜ぜそいつどんな感じな奴かきになるし!」
「己より強い奴はすぐ潰す!」
「…」
「ま、まぁサブノック君落ち着いて…ってアズ君どうしたの?」
「あ、いやすみません考え事を少し…」
「?」
「今日来る奴、私の知り合いなんです。5年前に喧嘩をしてしまい、それからずっと喋っていないのですが…」
「そうなんだ…で、でもきっと大丈夫だよ!喧嘩するほど仲がいいってよく言うし!」
「??喧嘩するのに仲が良い?どういうことなのでしょうか…」
「あっ!ごめんなんでもない…(ここ魔界だからそんな言葉ないよね…間違えないようにしなきゃ)」
「入間ちどうしたの?」
「ううん!なんでもないよ!」
「ねぇねぇ!入間君達も賭けようよ!武器が何本当たるか!」
「えっ!ぼ、僕はいいかな…」
「えーつまんないな〜」

『じゃあ俺は"1本も当たんない"に掛けるね!』
「へー入間君みたいに全部避けるかな…って!誰!?」
『ん?俺は君達が言う入室ドッキリの被害者かな?まだ未遂だけどね』
「…ってことは…今日来る人?」
『うん。いやぁー怪我しなくてよかった!かすり傷食らったら66倍返しするところだった♡』

Aの家系魔術はやり返しである!

「ヒッ怖」
『いやいや、もし"当たっていたら"だからそんな心配しなくていいんだよ?』
「そ、そっか〜;名前、教えてよ〜」
『 A・Aさ 呼び方は自由にどうぞ』
「A君ね!OK!」
『ん、君の名前は?』
「僕はシャックス・リード。こっちはアンドロ・M・ジャズで、この鳥…がカイム・カムイ。あそこで寝てるのはアガレス・ピケロ。その隣にいるのがガープ・ゴエモンね。で、獅子っぽいのがアロケル・シュナイダー。このでっかいのがサブノック・サブロ。」
「で、この姐さんがイクス・エリザベッタ。んで、あのメガネの子がクロケル・ケロリ。で、あの青髪の子に引っ付いてるのがウァラク・クララ、そんで、引っ付かれてるのが特待生の入間君」
「それで、入間君の隣にいるのが―――

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作者名:桐原ロック | 作成日時:2021年10月10日 3時

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