第百七十九訓 ページ43
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神楽ちゃんの叫び虚しく、お兄さん 基 神威さんは去っていった。これで一件落着、事は終わった
「また、手当てしないとですかね？」
「これはもう病院レベルだろうが。というか.....人の心配する前に自分の心配するべきだろ...」
「そうですかね」
気を遣わせないよう、そう答えたが 今気づいたことがある。回復速度が異常に遅いのだ。恐らく今は 通常の速さの4分の1ぐらいの速さだろう。何故だか理由は分からないが 勝手な考察だと 血が足りていないからだろうか。頭部、腹部、足などなど 結構なところから大量出血している。どっちにしろ 自分も病院送りのレベルである
「てか、銀さん... 土方さん達にどう説明します...？これだと、Aさん送り届けてはい終わりじゃいけませんよ」
「だぁぁああああ！！忘れてたァアア！！！やっべ、俺殺される！！！過保護な犬共に殺される！！」
「仕方ないネ。Aにこんな怪我負うと私も思わなかったアル。一回、殺されていヨ」
「なぁんでそんな辛辣なの？！神楽ちゃん、最初はあんなに頼もしかったのにィィ！！」
「まぁ、仕方ないですよね」
「新八まで！」
そういえばそんかこともあったが、何をそんなに気にしているのか、泣きわめく銀さんに私は声をかける
「大丈夫です。近藤さん達は万事屋さんがいるからって私に許可を出してくれたんですから」
「何それ、逆に心が痛いんだけど...！！逆に憎悪増すやつだよねそれ！！」
「殺されそうになった時は止めますし大丈夫です！銀さんは私の事ちゃんと守ってくれましたって...ね？」
はぁとため息をついたかと思えば片手で顔を覆った銀さん。あれ、何かまずいこと言ったかな
「こんな顔されたら、落ちねェって方が無理ゲーだろ」
「無理ゲーですね」
「無理ゲーアル」
無理ゲー？落ちる？急にどうしたと言うんだ。無理ゲーってあれか、近藤さんが隠れてやっているあのゲームのことか(違う)
「っつーかな！俺の方がお前に守られてただろーが！何が、守ってくれただよ！！ちょっと恥ずかしいじゃねーか！」
「そうだとしても、守ってくれたことには変わりないですから。あ、でも アレは持っておいて良かったでしょう？」
そう尋ねると、まァなと肯定してくれた銀さん。
予感的中...だ
アレってなんだって？
そういえばこれもずっと言ってなかった、アレは私の短刀。これのおかげで 銀さんはピンチを抜け出せたわけだ。たまには役に立つでしょう？
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夜 - とても面白くていつも続きを楽しみにしてます。まだ続きは書かれる予定なのですか？書いてくださるならいくらでも待つので更新頑張ってください！ (2022年9月14日 15時) (
レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
ゆうぺぺ - とても面白くて何度も読み返してます！！更新、体調に気をつけて頑張ってください (2021年8月16日 18時) (レス) id: cad7fa7d96 (このIDを非表示/違反報告)
ニラ岡逆ハ丸 - あぁぁぁ(震え)好きです、頑張ってください！ (2019年9月25日 21時) (レス) id: 82c01bfe61 (このIDを非表示/違反報告)
ねこよこ(プロフ) - なのはさん» ありがとうございます！現在テストが近いためこちらの更新は中々できておりませんが、終わり次第バシバシ更新していく予定ですので、気長に待っていただけると嬉しいですm(_ _)m (2018年10月1日 18時) (レス) id: b2d9b9c56e (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです0^◇^0)/ (2018年9月28日 1時) (レス) id: be7e003988 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこよこ | 作成日時：2018年8月23日 20時
