【銀魂】真選組副長補佐2 (ページ18)

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第六十五訓ページ18

Aサイド

「ヅラ、金獅子あれ見ろ銀時が来てる
紅桜相手にやろうってつもりらしいよ、クク相変わらずバカだな生身で戦艦とやり合うようなもんだぜ」

「...もはや人間の動きではないな、紅桜の伝達司令についていけず身体が悲鳴をあげている
あの男死ぬぞ...」

「それは困る、私も止めに行こう」

「やめておくんだA殿、銀時が真剣勝負での横槍を許すわけがないだろう」

死んでしまってからの逮捕では処罰を与えることもできないので、止めにいこうとしたが桂に私が止められてしまった。その理由とならば仕方ない

しかし、紅桜...妖刀とは恐ろしい。高杉は似蔵が自ら望んで手にしたと言うが、望んだと言うより願ったのだろう。力が欲しいと
高杉に雇われていたのだ、欲しくもなるだろう

そう上を見れば、銀さんと似蔵は船の屋根から抜け落ちていった

どれだけ激しい戦いなのだろうか、さっき高杉が戦艦と言っていたな。負けないとは思うがその後の傷が一番心配だ

1人ぼーっとそんなことを考えていたら、桂と高杉の話は進んでいたようだ。様子を見るに亀裂が修復したわけではなさそうだ、後は後ろに近づいて来てる音と匂い、気配が教えてくれた

「キヒヒ桂だァ～～ホントに桂だァ～
美人なやつもいるぜ」

「引っ込んでいろどちらも俺の物だ」

その声に桂も反応し、驚く。なぜここに天人がいるのかとそういう顔をしている

「ヅラきいたぜお前さん以前銀時と一緒にあの春雨相手にやらかしたらしーじゃねーか
俺ァねェ連中と手を結んで後楯を得られねーか苦心してたんだがおかげでうまくことが運びそうだお前達の首と金獅子を手土産にな。まぁこいつは俺への土産だが」

どうやら春雨と鬼兵隊は手を組んでいたようで、銀さんと桂の首を贈ることで協力を得ようとしているらしい。そういう私は高杉に引っ張られて腰に手を回されています、解せぬ

「高杉ィィ！！その手を今すぐどけろ！」

「言ったはずだ俺ァただ壊すだけだこの腐った世界を。そのためには必要なモンがあんだろ？」

物凄いを殺気を纏い、天人を斬る桂。そんなに春雨と手を組んでいたことが許せなかったのか(違う)。ただ、エリザベスに早く戻ってこいと言われているのだ。今はここで止まっているべきではない