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陸頁目 ページ7

「……つぅ、いったぁ」




「あっはは、閻魔大王って!ウケる!つか、悪魔と閻魔大王って系統ちげーし!」



……笑いすぎじゃない?過呼吸起こしそうになってるし。



あ、拳骨食らった。



「……片桐Aと言ったな」




(いや、一言も言ってないです)




「先生ボケた?俺がコイツの名前を先生に教えたんだよ、ったく認知症予備軍かよ」




……あ、拳骨食らった。2回目だ。




「俺は夜蛾正道だ。コイツの担任を務めている」




「……片桐Aです。その人に無理やり此処に連れてこられました……」




「……悟」




「……だってコイツ将来有望だよ?今は何も分かってねぇみたいだけど磨いたら光るよ?」




五条悟がそう言うと先生は溜息をつき私の方を見た。




……先生、その気持ち痛い程分かりますよ。




「今から説明する……此処がどこか、そしてアイツがお前を此処に連れてきた理由も」




説明を聞いた私は思わず天を仰ぎたくなった。



五条悟や目の前で説明している夜蛾正道という男が呪術師だということ。




呪いのこと、そして呪霊のこと。



私が今までずっと見ていたものは呪霊というものだということが分かった。




呪術師は呪霊を祓うことができる呪力というものを持っていること。



私がその呪力というものを持っていること。




呪力を操れる才能があること。




その才能を見出した五条悟が独自の判断で私を勝手に此処に連れてきたこと。




そして此処が呪術師を育てる教育機関で、呪術高等専門学校だということ。




「……此処、学校だったんですね」




ということは、此処は学校の保健室か。




……にしては設備が整い過ぎじゃないか?





「……ていうか、その説明って一般人が聞いていいものだったんですか?」




「……先生も悪い人だよねー」




「……聞いて駄目だったんですね」




あぁ、悪い予感がする。





今まさにフラグというものが立った気がする……!




「……単刀直入に聞く、此処に入学する気はないか?」





はい、フラグ回収。




「……あの、一応聞きますけど、拒否権とかは……?」




「無いな」




……デスヨネー。




説明を聞いた時点で私に拒否権は無かったのだろう。




……いや、そもそも此処に連れてこられた時点で拒否権は無くなってしまったのだろう。




「……取り敢えず、学校見学してからでもよろしいでしょうか?」




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設定タグ:呪術廻戦 , 七海建人 , ストーカー   
作品ジャンル:アニメ
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かしす。(プロフ) - コメント来てることに気付いてなくて返信がめちゃくちゃ遅くなってしまいすみません!コメントありがとうございます!これからも頑張ります! (2020年12月21日 0時) (レス) id: c930740678 (このIDを非表示/違反報告)
あると(プロフ) - 続きが気になります! 更新頑張ってください! (2020年12月9日 12時) (レス) id: 4e54ec1f13 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かしす。 | 作成日時:2020年11月22日 15時

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