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空を飛んでいた。
真っ白な美しい鳥達と共に。
私に羽は生えてなかったが何故か空を飛んでいた。
美しい空を自由に飛び回って……まるで、自分も鳥になれたようで楽しかった。
……と、思ったのも束の間。
美しかった青空とは打って変わって周りの光景は色をなくし次第に紅蓮へと変化した。
鳥達はいつの間にかいなくなっていた。
重力を取り戻した体は真っ逆さまに落ちていく。
「い、いやぁぁぁぁぉぁ!!」
周りが業火に包まれ、底には煮えたぎった大釜が私を待ち受けていた。
それと……
「……っ、五条、悟っ!!」
あの男が大釜の上で、顔に笑顔を浮かべ、ひらひらと手を振って私を待ち構えていた。
その姿はさながら天使の皮を被った悪魔のようで……
「うわぁぁぁぁぁぁ!!……ゔぅ……っは!」
……夢、だった。
そう実感すると何だか気が抜けた。
荒れた呼吸を整えながら私は辺りを見渡した。
白い天井に白い壁、それに微かに香る薬品の匂い。
「……病院?」
そう思っていたら突然豪快に扉が開いた音がした。
「やぁ、眠り姫!王子様が来なくても一人で目覚めることが出来たんだねぇ、偉い偉い!」
「……ぎゃああああああ!悪魔ァァァ!!」
「はぁ?悪魔ぁ?天使の間違いだろ」
「嘘を吐くな、お前は悪魔で合っているだろう」
「先生までひっでぇ!教師が生徒を虐めるなー!」
……見慣れない人だった。ていうか、教師?ということは……悪魔の師匠、イコール……!
「え、閻魔大王様……?」
この日私は初めて見ず知らずの人から拳骨を食らったのだった。
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お待たせしました。取り敢えず1話追加!
アニメでななみん出てましたねぇ……この作品ではいつ出てくるのでしょうか(遠い目)
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- 金 運: ★☆☆☆☆
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かしす。(プロフ) - コメント来てることに気付いてなくて返信がめちゃくちゃ遅くなってしまいすみません!コメントありがとうございます!これからも頑張ります! (2020年12月21日 0時) (レス) id: c930740678 (このIDを非表示/違反報告)
あると(プロフ) - 続きが気になります! 更新頑張ってください! (2020年12月9日 12時) (レス) id: 4e54ec1f13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かしす。 | 作成日時:2020年11月22日 15時