Paraphilia : 異常性壁

Thanatophilia : tn ページ13

( やふの惑星様よりリクエストでございます。
ありがとうございます。)


( 少し短め)









ざしゅっ...ざしゅっ....





部屋にナイフの突き刺す音が響く。





『 たなっち〜、撮影すr.... え？？？ ちょ、ちょ！！！！なにしてんの！！！！』




部屋に急に入ってきたA。






Aは俺からナイフを取り上げた。







「 Aか。なに。邪魔すんなよ。」





俺はナイフを奪い返し、また自分の腕にぐさっと突き刺す。





『 なんでこんなことするの？！！！自分のこと大切にしてよ！！』





「 なんでお前にそんなこと言われなきゃならないの？俺のなんだっていうの？」




『 それは...友達だし、一緒にYouTubeやってる仲間だもん！大切なんだよ！！！ 』




Aはぐっと涙を堪えながら、俺を見る。




「 ふーん... って言っても、俺が何をしようか自由だよね。別にやりたくてやってるんだし。」





『 たなっちが傷つくの見たくないの！！！』





「 じゃあ見なきゃいいじゃん。」




『 そういう問題じゃないでしょ！！！！！』




Aは俺の頬を思い切り叩いた。





「 いった... なにすんだし... 」




『 言っても分からないようだから、叩いたの。ごめん。まってて。冷やすものと救急箱持ってくる。』




Aは立ち上がり、部屋から出て行こうとした。







「 ... 俺が傷つくの見たくないなら、Aが死 ねばいいんじゃねーの？」





俺は、立ち上がった瞬間、Aの背中にぐさりとナイフを突き刺した。





何度も何度も刺すと、血が溢れ出す。







いつ見ても血は綺麗だ。






「 ... こうすれば俺が傷つかないのを見なくて済むでしょ？」







そして俺はAの背中に刺さったナイフを抜き取り、






自分の心臓へとナイフを突き刺した。








Thanatophilia : 死性愛

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