141話 ページ43
すみません、イデアの口調わからないです。イデア推しの方すみません!
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おるとさんって言う、いであさんの弟さんとも仲良くなれた。
ぼーどげーむ部に所属しているいであさんに、色々教えてもらう事になった。
「手始めにトランプでもやろうか」
「とらんぷ、あ! はーつらびゅるの!」
「ヒエッ、あの陽キャ達と仲がいいんだ……」
ばば抜きやぽーかー、神経衰弱、だうと等色々なげーむを教わった。これでみんなと遊べる気がする……!
試しにだうとをやってみると、最初は負け続きだったのがだんだん勝てるようになってきた。何これ楽しい……!
「あ」
「え、どうしたの」
「私ばっかりはしゃいじゃって申し訳ないなって思いまして……それにいであさん優しいから、わざと負けてくれてるんじゃないかなって……」
「いやそんな事はないよ……! 君がちゃんとルールを理解して、色々試行錯誤しているから。だからだよ」
「ふふ、ありがとうございます」
その後もとらんぷで遊んでもらった。途中からおるとさんも混ざって、七並べをやったりしていると、いい頃合いの時間になったから、もう帰らなきゃ。でぃあそむにあ寮までおるとさんが送ってくれるみたい。
「ありがとうございました、いであさん! また遊んでくださいね!」
「うん、またね」
おるとさんと二人で道を歩いていく。おるとさんはいであさんが大好きみたいで、彼の話をしながら歩いていた。
それから、学校の話も。あずーるさんがぼーどげーむ部所属だったのは知らなかったな。
そう言えば、私もユウ君も部活には入ってないんだけど、いいのかなあ?
おるとさんは、態々でぃあそむにあ寮のドアの前まで送ってくれた。
「あ、そうだ睡蓮さん。兄さんから伝言があるんだ」
「? なんですか?」
「『あんまり初対面の人に、ホイホイついて行ったりしたら危ないからダメだよ。僕だからよかったものの……でも楽しかった。ありがとう』だって!」
「あら、ふふっ。ありがとうございましたってお伝えしてくださいね」
「うんわかった! またね、睡蓮さん!」
「はい、また今度、おるとさん」
彼が見えなくなるまで見送っていた。ほら、やっぱりいであさんは優しい人だ。人と関わるの苦手っぽいのに、私と遊んでくれた。
この学校は、いい人がたくさんいるな、って改めて思わされた日だった。
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あずきいろ
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オタクの夢(プロフ) - 初めまして。突然のコメント失礼します。アンケートの答えは2でお願いします。 (2020年7月11日 21時) (レス) id: 16ffb5e192 (このIDを非表示/違反報告)
メリ助(プロフ) - いつも作品を楽しみにさせてもらっています!アンケートは2でお願いします!続き頑張ってくださいっ! (2020年7月11日 20時) (レス) id: edf0a2913a (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 2でお願いします!続き楽しみにしてます! (2020年7月11日 5時) (レス) id: 90cb15719b (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 2でお願いします!無理せず更新頑張って下さい! (2020年7月11日 2時) (レス) id: ad5ac1eb93 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 2で、お願いします (2020年7月11日 0時) (レス) id: 868bfc1b28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Chiharu | 作成日時:2020年6月27日 16時