101話 ページ3
ちゃんと視力も回復した。回復したその日には、色んな人に撫でられたり、抱きしめられたりと、とにかく賑やかな日になった。
「残念っス。もう睡蓮とは寝れないんスね」
と、余計な事を言うものだから、迎えに来てくれたりりあさんと何故かいた、はーつらびゅる寮の人にすごく攻撃されていた。
私もちゃんとしー組に戻り、えーでゅーすさんやユウ君とぐりむにとても寂しがられた。
それと同時、しー組の人達からは、戻ってきてくれてありがとう！！ と涙ながらに感謝された。
華が戻ってきた〜！ と言ってもらえたのはとても嬉しい。
「それにしても、テスト近くなってきたよな〜。怠いわ〜」
「てすと……？ ああ、期末試験！ 頑張らないと補修でしょう？ 一緒に頑張りましょ！」
「睡蓮〜、勉強教えてくれよ〜！」
「構いませんよ。その代わり、私のわからないところは皆さんが教えてくださいね！」
そう言うと、みんな喜んでくれた。早速今日の放課後から、期末試験まで勉強会を開く事にした。
図書館だと大声は出せないから、教室で行う事に。
「まんどらごらは、葉っぱを植えるとまた生えてくるんですよ」
「じゃあここは？」
「うーん、誰かわかる人いますか？」
「そこ、はそっちのページに……」
と、みんなで勉強を教えあった。一時期、もすとろ・らうんじへ行けばいい成績がとれる！ と噂が立ったが、しー組からは誰も行く人が出なかった。
教科は問わず、やりたい強化をやる勉強会。他の学級の人が覗きに来たりもしていたけど、みんなが全力で追い出していた。
私も、みんなに教える事で復習になったし、逆に教えられて色々知る事が出来て、一石二鳥。
今回の試験、いい成績がとれるかもしれない。
こんな事を続けていくうちに、今日はもうテスト前日。休日にも関わらず、教室には全員が集まっていた。
「これだけやればもう十分だろ！」
「いいえ、まだまだ時間はありますよ。少し休憩して、またやりましょう」
りりあさんに持たせてもらった紅茶やお茶菓子を、机の上に準備していく。楽しいと思いながらやれば、勉強が捗ると誰かが言っていた。今思い出すのは遅かったかな、と、思いながらも、最後はみんなで楽しく勉強した。
「やれるだけやりました！ 後は自分を信じて、明日からの試験を乗り越えましょう！」
「おー！！」
これで、明日を気持ちよく迎えられそうだ。そういえば、えーでゅーすさん達大丈夫かな。ずっと遊んでたけど……。
ラッキーカラー
あずきいろ
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ｵﾀｸの夢(プロフ) - 初めまして。突然のコメント失礼します。アンケートの答えは2でお願いします。 (2020年7月11日 21時) (
レス) id: 16ffb5e192 (このIDを非表示/違反報告)
メリ助(プロフ) - いつも作品を楽しみにさせてもらっています！アンケートは2でお願いします！続き頑張ってくださいっ！ (2020年7月11日 20時) (レス) id: edf0a2913a (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 2でお願いします！続き楽しみにしてます！ (2020年7月11日 5時) (レス) id: 90cb15719b (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 2でお願いします！無理せず更新頑張って下さい！ (2020年7月11日 2時) (レス) id: ad5ac1eb93 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 2で、お願いします (2020年7月11日 0時) (レス) id: 868bfc1b28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Chiharu | 作成日時：2020年6月27日 16時
