陽だまりのきみに 【佐野玲於】

わたしらしく？ ページ23

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次の日

眠い目を擦りながら電車に乗って学校に向かう


昨日は玲於くんのこと考えてたら眠れなくなっちゃって、結局寝たのは2時



A｢おはようミオちゃん。｣



ミオ｢おはよA、うわ〜眠たそう。笑｣


ミオ｢まさか、玲於さんとお泊まりとか？｣



A｢そんなわけないよ！笑｣


A｢ただ玲於くんのこと考えて寝れなくなっちゃってただけなの。笑｣



ミオ｢はぁ〜、純粋だなぁ。笑｣



Aは、ずっとそのままでいてねって
どういう意味だったのかいくら考えても分かんなくて




その言葉のあと
繋いでた手、離されちゃったから
どうしても気になっちゃうの




A｢ねぇミオちゃん、ずっとそのままでいてねってどういう意味だと思う？｣



ミオ｢なにそれ、玲於さんに言われたの？｣



A｢そう、Aはずっとそのままでいてって。｣



ミオ｢AはAらしくってことかな？｣




そんなことを言ったあと、繋いでた手離したりするかな？



分かんないや。


分かんないよ、わたしらしくいたら、わたしは玲於くんとずっと一緒にいられるの？




ミオ｢玲於さん、会ってみたいな〜。｣


ミオ｢なに考えてるのか気になる。笑｣



A｢わたしも気になるけど、でも。｣



ミオ｢でも？｣



A｢…ミオちゃんみたいな美人さんには会わせられない。笑｣



ミオ｢なにそれ。笑｣



ミオ｢Aが会わせたくないなら、いいけどさ。相談したいことあったら言ってよね？｣



A｢ありがとうミオちゃん。｣



そのあとも授業受けながらミオちゃんとお話してた



今度ミオちゃんと涼太くん、わたしのバイト先に来るんだって


小森くん紹介しよう。





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