男友達と転生したら世界を救うことになりました【創作】

12.「見るからにお前だろ」 ページ13

しばらく歩くと、ぼんやりと明かりが見えて来た。



A「……ッ！？」



すぐ目に入ったのは見るからに悪役みたいな男と、見るからに被害者の女の子。



女の子はぺたんと地面に座り込んでいる。


ユウヤ「オイ！！てめぇ何やってんだ！！」


ユウヤが声を荒らげ威嚇すると、こちらに気づいた男と女の子は顔色が変わる。


男「！？」


女の子「！！ た、助けてください！！」


女の子はこちらを見ると直ぐに助けを求める。よく見ると所々怪我をして出血をしている。


男「お、おれはコイツの恋人だ！！」



A「助けてって言ってるからぶちのめすぞユウヤ！！」




ユウヤ「あぁ！！


FROZEN！！」



魔法呪文を唱えると、男の右足が固まった。



男「クソッ！！魔法使い(”マジックナイト”)か！！」





A「ナイス！！ おらあ！！技名つけるの下手くそだからとりあえずショットガンじゃくらえええええ！！」



スナイパーライフルを構え脳天ヒット。




あ、勿論弓兵(”アローナイト”)も魔法攻撃の1種なので死ぬことは無い。ダメージ性なので。(ケンスケさんから聞いた)


ショットガンとか言ったけど技名苦手なのよ。



男「」ﾋﾟﾖﾋﾟﾖ




ユウヤ「すっかりのびてんな。ひよこ飛んでるし」



A「ふぅ……あ！君！大丈夫？？」



女の子「は、はい………」


駆け寄ると、女の子は安心したのか眠りにつくように倒れた。

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