. 日常 ‪𓂃 𓈒𓏸 (2)

いじわるせーやくん※ ページ37

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「 ねぇねぇ 」

「 はーい？ 」

「 今日2人だけだね 」

「 あれそーなの？ 」

「 みんな学校とか仕事とかオフで出かけるとかーって 」

「 せーやもオフなら出掛けてきなよ 」

「 んーん、そうやって聞いてたから俺は予定入れなかったんですー」

「 えー？ 」

「 2人で過ごしたいじゃん 」

「 はいはい、ちょっとまってて 」




残った洗濯物を畳んでいるとせーやが横からじーっと見てくる



「 そんな見ないでよ 」

「 可愛いんだもん 」



私の座ってる後ろに回ってきてお腹に腕が回される



「 やりずらいんですけどー 」

「 可愛い 」


肩に顎を乗せてほっぺにチュッチュッと細かいキス




「 こらー 」



せーやの小さい顔をむにゅっと潰すとヒヨコみたいな唇



「 ふふっ 」



変な顔ーって笑ってると手を取られ唇が重なった



「 もー何してんの 」



いつの間にかせーやが私の前に来て後頭部に手が回ってる



「 ちょっとまって、チューしようとしてる！ 」

「 わかってんねー 」



そのまま後ろのソファに体を委ねる体制になってせーやから降ってくるキスを必死に受け止める



「 んー！」



苦しくなってせーやの胸を叩くも止まらなくて、酸素を求めて口を開くとすかさず舌が入ってきてもう息の仕方もわからなくて頭がぼーっとしてくる



「 ん、 」



やっと離れた唇



「 はぁ、 はぁ ... 」

「 大丈夫？ 」

「 大丈夫じゃない！ 死ぬかと思った！ 」

「 可愛くてついいじわるしちゃった 」

「 もー！ せーややだ！ 」



ソファとせーやの間をすり抜けて逃げようとすると手を捕まれ元通りの体制



「 はなせー！ 」

「 あきらめてー 」




抱っこされてせーやのベッドに優しく下ろされる



「 ちょっとー ！ 」

「 たりないー 」

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