. 日常 ‪𓂃 𓈒𓏸 (2)

体調不良 ページ33

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「 Aー 熱下がんないよー 」



リビングで洗濯物を畳んでいると発熱中のしゅーとが来た



「 こらこら、布団で寝てなー？ 」

「 んー 」



正座してる私の膝に頭を乗せてゴロンと寝っ転がる




「 まだだいぶ高いねー 」




膝に伝わる熱でしんどさが分かる
向かいのソファで寝転んで携帯をいじってるふみやは眠いのか、ウトウトしているように見える




「 しゅーと、 お部屋行こ ？ 寝れるまで一緒にいるから 」

「 んー 」



しゅーとの手を引いて部屋に連れて行って寝かしつけリビングに戻ると一点を見つめてぽけーっとしてるふみや




「 なんかあった？ふみや 」

「 んーん 」

「 疲れてる？ 」

「 ちょっとねー、最近オフなかったから 」

「 久しぶりのオフだもんね、ゆっくりしてなね 」




冷えピタとタオルを持ってしゅーとの部屋に行き看病

魘されていて辛そうなしゅーとの手を取って握りしめて様子を見る





「 早く良くなりますよーに 」




しゅーとの前髪をかき分けておでこにキスして部屋を出てリビングに戻る




「 しゅーとくん大丈夫？ 熱下がらない？ 」

「 んー、まだ高熱続いてるね 、でも大丈夫、すぐ良くなるよ」

「 僕なんか手伝うよ？ 」

「 ありがとー、 でもふみやはゆっくりしてて 」

「 んー 」





やっぱり、なんか様子変だよなぁ





「 ふみー？ 」

「 んー？ 」




携帯をいじるのをやめて私に顔を向ける
顔が火照ってるように赤い




「 ふみ体調悪いんじゃないの？ 」

「 そんな事ないよー、それよりも今はしゅーとくんでしょ 」

「 しゅーともだけど、 ふみも 。 」




おでこに手の平を当てると熱が伝わってくる




「 ほら、熱じゃん 」

「 僕はへーき 」

「 ダメだよー 、お布団行こう 」

「 ... いつも通りの感じでいたのに 」

「 やっぱ我慢してたのね 」

「 だってしゅーとくん具合悪いから、僕まで風邪引いてると大変じゃん 」

「 そんなこと我慢しなくていーの。ふみ、こっちおいで 」



こてんと倒れてきたふみをぎゅーっと抱きしめるとかなりの高熱




「 やばいな 、お部屋行こっか 」

「 ごめん立てないかも 」

「 おー、さすがに運べないな ... 」




膝に頭を乗せさせてまだ片付けてなかった冷えピタを1枚おでこに貼り付ける




「 つめたぁ ... 」

「 首も貼るよ 」




首の後ろにもペタリ





「 うぅ... 冷たい寒い 」

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