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楓弥said






部屋に置いてくると言いつつドアのに寄りかかって二人の会話を聞いてしまって、
思いが通じあったことが分かるとなんの感情なのか涙が込み上げてきて急いで部屋に入る





「 はぁ.... 」




携帯が光って、通知を見ると綺月ちゃんから
声が聞きたくて、何を話したらいいか分からないまま電話をかけた





綺 「 もしもーし 」



「 終わっちゃった 、 俺の初恋 」



綺 「 そっか、 」




「 ちょー悔しいね 」




綺 「 最高にかっこいい男じゃん 、胸張りなよ 」




「 俺... 本気で好きだったんだ 」




綺 「 そんなん知ってる 。 あんた達がどれだけAのこと好きだったかなんて 。」




「 自分で決めたことなのにダサいよね、 」




綺 「 何もダサくないよ 、 かっこいいよ楓弥 」




込み上げてきた涙がとうとう零れ落ちてきて 、
自分じゃ止められなくてそれもまた悔しい




綺 「 楓弥も幸せになれる。 私が保証する 」




綺月ちゃんから聞こえてくる言葉は全て暖かくて俺の心を溶かしてくれた
話を聞いてもらって電話を切り、 Aとゲームセンターに行って取ったぬいぐるみを手に取って抱きしめる





楓 「 好きだったな ... 言いたかったな 、 」




するとドアの向こう側からAの声




「 ふみ、 入ってもいい? 」




楓 「 ごめん、今は無理 」





そう言ったのに勝手にドアが開かれる





楓 「 今はダメだって 、 」




ベッドに寝転んで背中を向ける



「 ふみ ... 」



楓 「 はやちんに告白された? 」




小さくうんと返事が聞こえると心がぎゅっと苦しくなる




楓 「 おめでとう 、 はやちんなら俺も安心 」




「 正確に言えば、 日を跨いだら付き合うって事になった 」




楓 「 .... あと数時間あるね 」




「 ふみ、 私の事大切にしてくれてありがとう 」




楓 「 何言ってんの、当たり前でしょ。 大切なお姉ちゃんなんだから 」




... きっとはやちんの事だから 、 俺に時間をくれたんだと思う
こういう形になった以上は後悔して欲しくないって不器用な兄貴なりに考えてくれたのかな

泣いて腫れた目の事なんか気にしてる暇ないなと思って振り向くと、俺よりも泣いたんだろうなと分かるほど目を真っ赤にしたA

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ミクミン(プロフ) - 突然すみません。お話がキュンキュンすぎてもう10回以上見てしまってます(T^T) 機会がありましたら続編お願いします(*^^*) (1月12日 18時) (レス) id: 84607b15cb (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - 最後の最後はよかったです!ありがとうございます!! (1月11日 3時) (レス) @page36 id: 1468c8b5e1 (このIDを非表示/違反報告)
ひー - きぬさん» 書いていただきありがとうございました( ; ; )♡ きぬさんの書かれるものがほんとに好きです!!これからも楽しみにしてます! (11月10日 13時) (レス) id: 0375f71da0 (このIDを非表示/違反報告)
きぬ(プロフ) - ひーさん» あまあまはやちんですねー!リクエストありがとうございます!かきます♫ (11月9日 16時) (レス) id: da40122be3 (このIDを非表示/違反報告)
ひー - きぬさん» ご返信ありがとうございます!そうなんですね( ; ; )はやとくんに甘やかされるお話が見たいのですがリクエストは可能ですか、、? (11月8日 23時) (レス) id: 0375f71da0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きぬ | 作成日時:2023年9月14日 21時

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