高尾兄弟と . ２

. エビライ(げんじぶ) ページ13

颯斗side


俺のメイクが終わってソファに座ってると




｢ はやちんかまってー ｣




颯 ｢ なーに、 ちょっと待って ｣




｢ ねーひまー 暇で寂しいー お散歩してきたいー ｣




颯 ｢ BUDDiiSなら行ってきてどーぞ？ ｣




｢ わーい！行ってくる！ ｣




颯 ｢ あ、ちょっとお前携帯持って行けって！ ｣




｢ あ、やべ忘れてた ｣




玲 ｢ 気をつけて行ってくるんだよー ｣




｢ はーい ｣




直 ｢ ほんと過保護だね、颯斗 ｣




颯 ｢ あぶなっかしいんだよ、あいつが 。一緒に暮らすなら俺とふみで守んないといけないしさ ｣




玲 ｢ なんか親子みたいだよねー ｣




直 ｢ 親子と言うより、 お前Aのこと好きなんじゃねーの？｣




颯 ｢ 別にいーでしょ、なんでも 。 ｣




顔に熱を持つ感覚がする、



玲 ｢ ははっ 、 颯斗顔赤いって ｣




直 ｢ わかりやすー ｣




恥ずかしくなってトイレ行ってくる、と楽屋を出た
トイレに行くとふみが目の前に





楓 ｢ あ、はやちん 後でTikTok撮ろー ｣





颯 ｢ おー、撮ろ！ そういえばBUDDiiS先にリハだろ？そん時Aワンエンの部屋戻して ｣




楓 ｢ ん？A？ 一瞬来たけどすぐ戻るーって言って出てったよ ｣




颯 ｢ え？ もう２、30分戻って来てないけど｣




楓 ｢ まったくー、どこ行ったんだか ｣




颯 ｢ はぁ、もー ｣




トイレを済まして電話をかける




颯 ｢ もしもし、 ｣



｢ もしもーし ｣



颯 ｢ お前どこ居んの？ ｣



｢ え、 あーえと BUDDiiS｣



後ろから空人の声が聞こえた




颯 ｢ ふーん、わかった ｣




げんじぶの楽屋に向かいノックして入る



｢ わ " ！！！！！ ｣




颯 ｢ こら、何してんの ｣




ほっぺを摘むと ごめんなさいー ってヘニョヘニョ言ってくる
腕を引いて抱き寄せる



｢ ちょっとはやちん！ みんなの前でやめてよー！ ｣




颯 ｢ あ、要人 この間はありがとーね？ ｣




要 ｢ あ、 A言ったの？！ すみません、ほんと ...｣




颯 ｢ んーん、ありがとね？ どうせ寂しー早く来てーって連絡来たんでしょ？｣




要 ｢ さすが颯斗くん(笑) すみません、お邪魔しました ｣




空 ｢ あ！僕も少しお邪魔しました、ありがとうございました！｣



颯 ｢ 今度は俺とふみがいる時にでもゆっくりおいでね ｣




要 ｢ はい！ ｣




颯 ｢ じゃーいくよ、 げんじぶだって忙しいの｣




｢ はーい ｣

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