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一人目「ユーレイだぞ〜、なんちゃって」 ページ2

探偵社のある建物の一階の扉の前。






なんだかそわそわした白髪の少年が、扉の前でウロウロしていた。







『敦くん』




「うえっ!?ぁ、なんだAさんでしたか」






驚きながら長い袖口を揺らす。





敦くんは普段は虎の姿を借りる異能を持っているからてっきり虎系かと思ったけど。






『ゴーストだね』





「はい。国木田さんが簡単にできるからって渡してくれたんです!!この包帯は太宰さんからいただきました」






嬉しそうに包帯も揺らしてみせる。
笑顔が眩しい敦くんが思い出したように姿勢を正して、こほんと一つ咳払いをした。






「とりっく、おあ、とりーと……?
です。お菓子をくれなきゃイタズラしちゃいますよ」







布を揺らしてあってるか不安そうに聞いてくる敦くんに手のひらを出すように言うと素直に手を出してくれる。






ころんと敦くんの手に何個かの飴玉が転がる。ハロウィン仕様のかぼちゃ柄。






「飴玉ですか?えへへ、ありがとうございます」






珍しそうに、そして楽しそうに飴玉を転がしている。なんとなく猫耳が見える気がしたけど一応言わないでおこうかな。






「ハロウィンって言うんですよね。
こう言うこと、あんまりしたことないので楽しいです!!」






純粋な笑みで、私の手をギュッと握る。
本当に楽しそうな笑顔に私も思わず笑ってしまう。







「ありがとうございました!!!
もしまた会ったら、またお菓子をくださいね」







手をぶんぶん振ってくる。手が少し熱くて、しかも敦くんの顔も赤い。






『大丈夫?』





「大丈夫ですよ!!さぁさぁ、まだ他の人からもお菓子をもらって来てください!!」






半ば追い出されるように扉の中に入れられた。







そこに見える黒い影。
揺れ動く黒布。
私の気配を察知すると、すぐにこっちを向いて微笑んだ。







次は、ミステリアスな死神さんにしましょうか!

二人目「君の魂を、ちょうだい?………なぁんてね」→←準備!



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赤珠(元 チョコうさ。)(プロフ) - NamE.薆さん» マジっすか!全裸待機しときます。 (2017年12月29日 22時) (レス) id: 5fa7fae13e (このIDを非表示/違反報告)
NamE.薆(プロフ) - 赤珠(元 チョコうさ。)さん» 新双黒の方も近々出します!! (2017年12月29日 22時) (レス) id: 71af860354 (このIDを非表示/違反報告)
赤珠(元 チョコうさ。)(プロフ) - 太宰さんが!!ヤバス!! (2017年12月29日 20時) (レス) id: 5fa7fae13e (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - 最後は綺麗なピタゴラスイッチ← (2017年12月25日 15時) (レス) id: 5a56e3c42b (このIDを非表示/違反報告)
やぬっちゃん(プロフ) - ありがとうございます!大満足です!敦君可愛い!やり直し前も好きです! (2017年12月17日 23時) (レス) id: b3f470051e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NamE.薆 | 作成日時:2017年10月20日 23時

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