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25話 道中 ページ26

「伊之助、初任務の場所ってどのくらい離れてるの?」





「知らねェけど走れば早くつく!走るぞ!」




「嫌に決まってるでしょーが!!
伊之助みたいに体力馬鹿じゃないし!!」




そう言えばしょぼんとする伊之助。

こんな感じで意外と感情の起伏が激しく、とても分かりやすい彼を見てるのは楽しかったりする。

それに、私は弟なんていたことないけど弟がいたらこんな感じなんだろうなあ、とも思う。

本当に、とても可愛い。



「なんかAぽわぽわしてねーか?」




「ん?してるかなあ、してるかなあ?
伊之助見てるとぽわぽわしちゃうんだよね。」




「そうなのか?俺もAと話してるとぽわぽわする!!」




時刻はお昼。
暖かいからか会話の内容もとてもホットである。

にしても伊之助は単細胞…という言い方は失礼だけど、会話のほとんどが擬音で成り立ってる節があり、なんて言うか理解するのが難しかったりもする。

まあでもトリップしてからもう1ヶ月が経つし、さすがに伊之助にも鬼殺隊のみんなにも慣れてきたけどさ。


神楽ちゃん、土方は持ち前の戦闘力で柱まで行かないけれどある程度の階級まで昇ったとも言っていた。
まだ入って1ヶ月半くらいとも聞いていたので、やはり彼らの実力には驚かされるばかりだ。

新八くんは隠と言う、いわば裏方と言うか影で鬼殺隊を支えるそんな部隊に所属したらしい。

まあ新八くんらしいよね、なんて。



「で、今回の鬼ってどんな感じなんだろう。」




「聞いた話によると人間と行動してるって。
銀髪の男と、紫の髪の男って言われた。」





ん????


銀髪、紫…??




まあさすがにないよね。うん。

だって鬼って言われてるし。

あれ、でも気のせいじゃなければあいつら昔鬼って呼ばれてたような…??



ま、この世界の鬼とはだいぶ違うからそんなわけない無い。ない。よね。

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設定タグ:銀魂 , 鬼滅の刃 , 神威   
作品ジャンル:アニメ
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ナルシスト - とても面白くていい小説ですね!これからも頑張ってください! (2020年4月17日 14時) (レス) id: 9f29b33a37 (このIDを非表示/違反報告)
mio - 更新頑張ってください!応援しています!! (2020年3月16日 15時) (レス) id: 2668335830 (このIDを非表示/違反報告)
いるあ(プロフ) - とても面白いです。この感じだとオチは神威なのでしょうか?神威だととても嬉しいのですが、、、楽しみに更新を待っています。 (2020年2月16日 11時) (レス) id: 8f6ad57d8f (このIDを非表示/違反報告)
4o(プロフ) - 妖精・ナルルさん» ありがとうございます!これからも少しずつ更新しますのでよろしくお願いします( . .)" (2020年2月7日 2時) (レス) id: 14a215dd40 (このIDを非表示/違反報告)
妖精・ナルル - 面白いです! (2020年2月6日 21時) (レス) id: 428de63203 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:4o | 作成日時:2020年1月31日 4時

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