Incontrare persone-賢者の石- 鋼×HP (ページ8)

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授業ページ8

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入学後初めての授業はミネルバが教える変身術の授業だった

その授業で遅れてきた生徒が2人
ハリーとロンだ

ミネルバに2人は怒られていたが自業自得であろう

ﾐﾈﾙﾊﾞ「では、マッチ棒を針に変えます」

まずはミネルバがお手本を見せ
生徒達に実践させる

Aは入学前から既に殆どの呪文をマスターしているので難なく変えることが出来た

もっと言えば針に黄金のライオン
グリフィンドールのシンボルを飾り付けるくらいには出来ていた

ﾐﾈﾙﾊﾞ「流石ですねミス・クロフォード」

『ありがとうございます』

ミネルバが他の生徒にも見えるよう針を上に持ち上げAを褒める

ﾐﾈﾙﾊﾞ「グリフィンドールに5点差し上げましょう」

パチッとAに向けてウィンクをし、そう告げるミネルバにAは思わずフフっと笑ってしまった

その授業でマッチ棒を針に変えることが出来たのはAとハーマイオニーだけだった

ﾊｰ「A！貴方ってとっても素晴らしいわね！」

授業後そうハーマイオニーは興奮気味に駆け寄ってきた

『ありがとう。ハーマイオニーも凄いと思うわ』

ﾊｰ「私なんてまだまだよ」

Aがハーマイオニーを褒めると可愛らしく頬を赤く染めた

『あ、私寄りたい所があるの』

ﾊｰ「あら、そうなの？じゃあ先に行っておくわね」

『ええ、また後で』

ハーマイオニーと別れAは1人地下へと続く階段を降りていた

ﾄﾞﾗｺ「あ」

『貴方は…確かドラコ』

階段の途中でドラコと出くわした
今日は入学式の時の2人は一緒に居ないようだ

ﾄﾞﾗｺ「…君はスリザリンに来るのかと思ってた」

『随分帽子には悩まれたけれどね』

ﾄﾞﾗｺ「…君は純血なのか」

純血、それはスリザリンに属するものとしては重要なもの
Aはどう答えたものかと思案するが

『えぇ、だって私ダンブルドアの孫だもの』

そう笑って答えた

『まぁ、養子だけれど。
あぁ純血といってもそれに拘る気は無いのよ？』

ダンブルドアがAを養子として迎え入れた事は何れ知り渡る事になる
ならば自分も純血という事にしておいた方が面倒事にならずに済むだろう

そう思い純血だと告げた

ただ、多くのスリザリン生のように純血以外を蔑むような気はさらさら無い

ﾄﾞﾗｺ「…そうか」

『それでも良かったら仲良くして頂戴？』

ﾄﾞﾗｺ「僕はスリザリンだ」